試しに書いてみよう!

takeuchimakoto2004-11-02

11月2日(火)
 朝っぱらからネット検索、blogについて調べてみる。
 来年、長いことオーストラリアに行ってる間にネット日記の更新はどーしようかなと思ってたら、タケウチファンサイト(http://mousui.poke1.jp/tmfansite/index.htm)のかつきさんがblogがいいと教えてくれたのだ。
 噂にゃ聞いてたしネットで調べ物してるときに誰かのブログ日記にヒットすることも多かったのだが、特に自分から関わる機会ってなかった。いろんな会社がやってて選択の幅が広そうだし、いろんな機能があって便利そうだけれど、それって一般的にはいいことでも、僕にとっては「面倒くさそーだなー」って思う要因なのだ。海外ネットカフェからの手軽な更新って目的がなかったらずっと縁はなかったかもしれない。
 まあしかし、どんなもんじゃろなーと思って調べてみるとなかなか面白そうである。試しに竹内真と引っかかるブログを探してみたらはてなダイアリーってのが見つかって、「カップの中の宇宙」(http://diary.hatena.ne.jp/Asagi/)という素敵な名前のサイトを開いてみた。
 嬉しいことに、図書館の水脈を絶賛していただいてた。「宝物になりそうなお話」とまで言っていただけてるのに気をよくした単純タケウチ、自動的にはてなダイアリーへの登録を決意。そんなわけで試しに初書き込みをしてるのだが──かつきさんAsagiさん、どうもありがとうございます。
 自分で書いた本にはそれぞれに思い入れってあるものだが、この本(amazon:図書館の水脈)は僕にとってちょっと特別な位置にある。出版当時、村上春樹トリビュートシリーズの1冊だってことだけで業界内ではほぼ完全に無視され、春樹ファンからは圧倒的な偏見で拒否されたりしたもんだが、本好きの人からは熱い支持をしてもらってるのも嬉しい限り。
 あと、したり顔で“村上春樹や『海辺のカフカ』を読んでない人には向かない作品だ”みたいなことを言いたがる人が多いのも鬱陶しかったのだが(そう言う本人は読んだ上で言ってんだから妙なもんだ)、『図書館の水脈』を気に入ったので村上春樹を読むことにしたとか、『海辺のカフカ』を買ったって人が結構いるのも事実。しかるべき時を経れば作品自体の力で認めてもらえるのかなーと期待してたのだが、その「しかるべき時」を経られるほど僕や僕の作品が生き残れるのかが問題なんだよな。

 まあそういう面倒な話はともかく、今朝の目的はblogを体験してみること。まだ右も左も分からんのだが、キーワード機能と画像機能は試してみようと思ってて、我が家のくろべー(http://www.asahi-net.or.jp/~hi3m-tkuc/kurobe.html)ーと『図書館の水脈』の写真を撮影。くろべーは「本なんかじゃなくて朝ごはんはまだなの?」て顔をしていたが、さてこの画像はうまいことアップできるかな?


 と、ゆーわけで、画像アップはできたようだ。
 しかしキーワード処理やコピーの際の余計な改行などが失敗したよーなので、くろべーの朝食&散歩とゴミだしの後で修正。
 これがうまくいったらよーやく俺の朝飯である。「はまぞう」とか「トラックバック」とかもよく分からんけど、料理の合間に試してみようかな。