弁当の注文と小説の成果

真夏の島の夢図書館の水脈 (ダ・ヴィンチ・ブックス)自転車少年記
 雨なので終日家ごもり。真面目に仕事部屋で執筆。
 しかし昼前に電話で邪魔された。うちは玄関にだけ電話があって子機もないため、こういう時って居留守を決め込んで出ないのがパターンなのだが、今日は仕事絡みで連絡が入ることになってる。慌てて階段おりてダッシュ
 んがしかし、これが間違い電話で、何やら偉そうなおっさんから弁当を注文された。そんなもん誰が作ったるかボケ!

 ため息つきつつ電話を切り、玄関脇の客間の窓から外を見た。空模様はどうかなと思ったのだが、ポストに郵便が届いてるのに気がついた。雨に濡れたりしないよう、仕事部屋に戻る前に回収しておく。
 いろいろ届いてたが、友人からのクリスマスカード(ありがとー!)の他は全部出版社からだった。出版社からの連絡って日が重なることが多いけど、今日の郵便と宅配便はちょっと面白い取り合わせだった。
 角川春樹事務所とメディアファクトリーと新潮社──今年、僕の小説を出版してくれた三社である。そんで何が届いたかというと、読者からのお手紙の転送・読者カードのコピー・増刷の連絡書。
 三社三様の送付物だが、三者三様に嬉しい内容だ。暮れのこの時期にこういう物を受け取れるってのも幸せなことだなーとしみじみ。
 そんなわけで、読者の皆さんどうもありがとうございます。新作長編、もうすぐです。