ハチクとクロチク

takeuchimakoto2005-06-03

 昼食ついでに図書館へ。借りてた本の返却ついでに調べ物。
 植物の事典や図鑑によると、うちの庭に生えてるのはハチクとクロチクらしい。緑色のがハチクでその黒い変種がクロチク、漢字で書くと「淡竹」「黒竹」となっていわゆる「破竹の勢い」のハチクとは関係ないようだ。
 ただ、その成長の勢いはまさに破竹の勢いである。一カ月前まではタケノコさえ生えてなかったところに出てきた竹は、既に僕より背が高い。今日の写真は5月15日の画像と同じポイントだけど、あの時のタケノコはもう二階のベランダに立った僕の目の高さにまで成長してるのだ。
 そんな竹が庭のあっちこっちに生えてるわけで、うかうかしてたら庭じゅう竹藪になっちゃいそうだ。先月は10本近くタケノコで食べたし、来月になれば七夕飾りに使いたいってご近所さんの予約が2本入ってるけど、それでも生垣用のが何本も残るのだ。実に大した繁殖力である。
 まあしかし、増えてこまる植物ってわけでもない。事典によればタケノコ時代は食用、成長したら精巧な細工用に適したとても有為な竹なんだそうで、それが何の苦労もなしに手に入るんだからありがたい話なのだ。
 ちなみにこのハチクとクロチク、生えてきてすぐには見分けがつかないらしい。クロチクが黒くなるのはある程度成長しれからなんだそうで、最初の夏は文字通り若竹色なんだそうだ。今年の若竹がどっちの種類なのか分かるのはもうちょっと先の話なわけだね。