小説とエッセイとコラム

takeuchimakoto2005-06-02

 雨である。嫌だなあ。
 雨だと家にいるしかないので仕事もそれなりに捗る。先月から書き始めた長編小説、だんだん調子出てきた。
 ちなみにこの長編、オーストラリアの取材を活かした話ではなくて、大作にかかる前にやっつけようと思った「ある意味レンアイ小説といえるかもしれないのではなかろーか」って作品。そういうのは僕の得意分野じゃないと思うのだが、どーゆーわけだか書かせたがる人もいて、長々と先延ばしにしてたのである。(「締め切りはいつ?」「たしか20世紀だったね」ってわけで、「もういらねーよ」とならんことを祈ろう)
 テーマ的には結構重たそうなんで、文体と分量は軽めに仕上げたいもんである。


 そんな中、速達で連載エッセイのゲラが到着。こちらはオーストラリアの取材を活かした内容。
 パースの図書館事情について書いたので、滞在中に撮った画像なんかも久々に見た。懐かしいなあというか、ほんの4ヶ月前のことだというのに随分前のことのように感じる。なにしろ季節が真夏だったもんだから、なんだか1年近く前みたいに思えちゃうのだ。
 ここを見てるか分からないけど、パースで出合ったユイちゃんお元気ですか? 撮影に協力してもらった市立図書館の写真、無事に掲載されることになりそーです。
 それから、名前も聞かずじまいでしたが、州立図書館のことを教えてくれたお姉さんにも感謝です。そん時のこともネタにさせてもらいました。


 オーストラリアといえば、僕のインタビュー記事の載ってる日豪プレスをわざわざ取り寄せて読んだという人がいてびっくり。
 どうやら公共図書館を通してリクエストするってえと、国会図書館経由で読めるらしい。オーストラリアの新聞だからと安心して知り合いの悪口を並べ立てる……なんてことをしてなくて良かった。たとえ南半球にいっても油断はできない世の中である。
 ちなみに、同紙で連載しているブルワリーめぐりのコラム、ネット上でも読めるみたいです。興味のある方はどうぞ↓
http://www.nichigo.com.au/topics/pick/2005/0505_beer.htm