危篤テレビと映画パンフ

眼光するどく狙ってます

 雨である。自転車を新調したのに梅雨突入ってのは悔しいもんがあるよな。
 そんな中、朝にテレビをつけてびっくり。ついにいかれたらしい。
 前々から調子悪くて買い替えようかなーと思いつつ今に至ってるのだが、とうとう画面が一本の横線になって異常な光を放つようになってしまった。
 こりゃいよいよ買わなきゃあと思ったが、一度電源を切ってからまたつけるとどうにか映る。まだ平気かな?
 なんかこー、ちゃんと見たいものは寝室シアターのスクリーンで見るって習慣が身についてきて、テレビってものに対してすっかり優先順位が低くなってしまった僕である。


 昨日サイクリングに出たついでに、コンビニでゲータレードを買ってチアスティックを購入。ようやくどういう音がするのか知ったが、結構意外な音色である。
 このゲータ棒、くろべーはこないだの戦いですっかり「噛んで遊ぶおもちゃ」と認識してしまったらしい。僕がびょんびょん鳴らしてるだけで寄ってきて、じっと狙いを定めた目で見つめている。
 渡すとすぐに咬み破るんで、今日は見せびらかしつつ咬まれないように振り回すという遊びを開発。それでも2本セットのうち1本はやられてしまったのだが……スポーツドリンクだったらどうせ消費するもんだし、今度どっかで箱買いしようかな。


 ところで最近、映画パンフレットを眺めるのが好きである。
 映画館で買うってえと高い割に内容薄いのでがっかりすることが多いけど、古本屋で50円とか60円とかで売ってるのを見つけてあれこれ買い込んだのである。そのくらいの値段だったら文句なく楽しめるし、好きな映画や俳優についてあれこれ読むのは結構楽しい。もともと宝探し気分で古本屋の棚を眺めるのは大好きなので、この際ロビン・ウイリアムス作品のコレクションでも始めてみようかなと思っている。
 なんでパンフ読書は楽しいかなと考えるに、豊富なカラー写真を眺めてるだけで映画を追体験できるってことと、マイナス言葉が載ってないからなんだな。これが下手に通ぶった映画雑誌だとチクりと否定的なのが偉いみたいな勘違い記事が鼻についたりするけど、パンフに載ってる文章ってのは基本的にその映画のいいところをアピールしてるから読んでて嫌な気分にならない。今度つまんなかった映画のパンフも眺めてみようかna。(さすがに『タイタニック』パンフは買わなかったが、『青春の輝き』なんて何書いてあんのか読んでみたいし)
 それにしても、かつて『いまを生きる』のパンフを神田神保町古書店街で探した時には結構なプレミア価格がついてたもんだが、この世界でも価格破壊が進んでるのだろーか。デザイン凝ってて版形でかいマトリックスシリーズなんて数十円じゃ申し訳ない気がする。評論家の巽孝之さんの文章なんて、そのままサイバーパンク概論みたいな中身の濃さだったりするし。