こむらがえりとひっくりかえり

単行本2冊と創作ノートを参照中

 昼まで仕事、午後にサイクリング。新車購入と『自転車少年記』再執筆のせいですっかりこのパターンが定着しつつあるな。
 今日はうちから見て坂の下にある街まで走ってったんだけど、S字カーブのダウンヒルは楽しいなーなんて浮かれてたのも束の間、往路を走り終えた時点で左のふくらはぎが痙攣。信号待ちをしていた交差点を渡り始めた途端につったのだが、サイクリング中にこむらがえりってのも初めての体験かもしれない。
 とりあえずその場は我慢して走ってすぐに自転車から降りたのでコケることはなかったが、つった後の痛みを抱えて復路を走るのは嫌だなーとつくづく思う。行きで下りが楽しかったってことは帰りで登りがつらいのだ。『自転車少年記』の序盤でこんなシーンを書いた覚えがあるが、まさか我が身にふりかかるとは。


 おまけに帰宅して夕方にくろべーの自転車散歩に出たら、そこでもトラブル発生。農家の脇の登り坂で放し飼いの雑種犬がくろべーに喧嘩を売って吠え掛かり、アホくろべーがそれに応じやがったのだ。
 ちょうど登坂で減速中だったので足をつくはめになり、そこでくろべーはぐるっとUターンしやがったもんだから、僕は見事に落車。コケた拍子に左の膝を擦り剥いてしまった。このへんは遺伝的に吠え癖のひどいバカ犬を放し飼いにする農村文化が残ってて、おまけに犬をしつけるって文化はないんだよなー。
 それにしても、今日はロード(遠乗り用)とマウンテン(散歩用)でもって左脚の表裏を傷めることになってしまったわけである。こういうのも珍しいっちゃ珍しい。