タンザニア(キリマンジャロ)とグインサーガ(マージャンネタ)

 午後からエッセイ仕事の打ち合わせのために駅前へ。ちょいと前なら自転車で行ってるところだが、最近は暑いからって理由で当然のように自動車のエンジンをかけている。我ながらすっかり軟弱になっちまったな。
 いつも打ち合わせに使う喫茶店は豆の種類でコーヒーを頼む形式なので、いつの頃からか「本日の煎り立て」ってのを頼むようにしている。その方が豆ごとの違いも確かめられて面白いかと思ってんだけど、今日飲んだ「タンザニア」ってのはなかなか僕好みの味であった。
 しかし、メニューを見たらカッコつきで「タンザニアキリマンジャロ)」なんて書いてある。一般的にはキリマンジャロって銘柄の方が有名だと思うんだけど(缶コーヒーにもなってるしキリマンなんて略称も定着してるし)、なんか違いがあるんだろうか。タンザニア国内で、キリマンジャロ産じゃない豆が入ると「タンザニア」って呼ぶのかな。


豹頭王の挑戦―グイン・サーガ〈109〉 (ハヤカワ文庫JA) 打ち合わせの後、本屋に入ったらグイン・サーガの新刊を発見。109巻『豹頭王の挑戦』は、ぱっと見ただけで内容が想像できる賑やかな表紙だった。了見の狭い人だとこういうのはネタバレだと怒るかもしれんが、こうやって本屋の店頭でストーリーについての想像が広がり、読むのが楽しみになるって感覚もいいもんだ。僕もそのうちそういう装丁の本を出してみたいもんであるな。
 帰宅後、例によってあとがきから先に読んでみると、12月に111巻が出る時にまた記念イベントがあるとか。100以外にもそういう記念ポインとがあるなら、今後123巻とかでもあるのだろうか。147巻なんていう一般的にはキリ番でもなんでもない数字の巻になった時にでも、グインサーガをネタにしたマージャン4コマ漫画を復活させるなんて企画はどうだろう?
 ま、『豹頭の対面』とか『アルゴス七対子』とか『望郷の聖双立直』とかいっても、誰も知らないとは思いますが……『オーラスの戦い』なんて結構な名作だったと思うんだけどなあ。
 細かいことはすっかり忘れているけれど、あのシリーズは何作くらいあったんだっけ?