図書館取材と立て直し案

takeuchimakoto2004-11-19

 朝の散歩を済ませた後、雨が小降りになった隙をついて駅へ。
 来年から始まる連載エッセイの取材のため、千葉の浦安に行くのである。──浦安ってえと思い浮かぶのはディズニーランドだが、今日の取材先は図書館。浦安市の図書館が充実してると聞いて第一回はそこを取り上げることになったのだ。
 取材した内容についてはエッセイに使うのでここには書かないけれど、図書館に詳しい担当さんに連れられて図書館を巡るってのはなかなか楽しかった。時間の都合があるのでじっくり本を読むってわけにはいかなかったが、書架を眺めていろんな本についてあれこれ喋るってのもいいものだ。そういう中で執筆構想も固まっていくしね。
 ついでに構想中の小説の資料調査までできたのは収穫だった。雑誌のバックナンバーとかを調べたいと思ったら、やっぱり大きい図書館に限る。学生の頃はキャンパス内の図書館で好き放題に調べることができたけど、公共図書館だと何年も前の雑誌を気軽にひょいっと読むのって難しいもんなあ。
 取材を終えて帰る頃にはすっかり暗くなっていた。電車の中では北方水滸伝の先月分を読んでたのだが、それを読んでるうちに執筆中のアイデアをふと思いつく。まあアイデアっつうか、「こないだ書き始めたパート、あの書き方じゃつまんないから体勢立て直し!」ってことなんだけど。