バレンタインとおっさんトリオ

takeuchimakoto2005-02-14

 僕がステイしているアンダーソン家は、離婚して独身になったバリーさんの家である。
 主寝室以外にベッドルームは3つもあって、1つには僕が泊まり、1つには母方に引き取られてるレイチェルが泊まり(結構な頻度でやって来る)、もう1つには独身ドイツ人のクリスチャン氏が泊まっている。(僕が来た数日後に彼も来豪したのだ)
 クリスチャン氏が60歳、バリー氏が47歳、僕が33歳。国籍の違う独身おっさん3人が同居してるわけである。こういうのって妙といえば妙だけど、僕を含めて3人とも特に不自然には感じずに暮らしてるあたりが面白い。日本のエージェント(ワッツ東京)が事前に言ってたことは間違いだらけだったが、この家に来れたのは貴重な経験である。


 で、今日はバレンタインデー。日本じゃお菓子メーカーと女の子の日だけれど、こっちじゃむしろ男性がそわそわしてるようだ。(クラスの雑談から察すると韓国やインドネシアは女の子デーのようだけど)
 で、最近33歳バツイチ美人恋人ができたバリーさんは、彼女に詩集をプレゼントしたそうな。あえて名前は告げずに彼女の家のドアんとこに置いてきたってのがカッコいい。「若い恋人ができてラッキーだ」なんていってるが、クリスチャンさんが結婚してた時の話を聞いたら「私が39歳で彼女は20歳だったよ。すばらしかったね」なんて言ってる。
 壁がある頃の東ドイツだってのにすげえなーと思いつつ、日本の独身33歳のおいらはこんなこっていいのだろーかとふと思った。


 関係ないけど、今日の写真はこないだ作った日本風カレーライス。
 バーモントカレーはドイツ人にもオーストラリア人にも好評であった。
 偉大なりハウス食品