地元散策と原稿執筆

takeuchimakoto2005-03-09

 乗り放題パスが切れたので、昨日今日とステイ先の町でのんびり。
 ホーンズビーって郊外住宅地なんだけど、でかいショッピングモールはあるし図書館も古本屋もあるしプールもパブもあるしでけっこう退屈しない。ちょうど日豪プレスに載せる原稿も書かなきゃなんなかったんで、日中はあちこちぶらついて朝夕に執筆ってパターンですごす。
 あとで編集部のパソコンを使わせてもらうことになったので、とりあえずは日本から持参した原稿用紙に下書きというか草稿をしたためる。手書きで原稿書くのなんて何年ぶりだろうと思うが、書いてみると結構のってくるものだ。やはり何にせよ僕は文章を書くのが好きなんだろう。
 そんなわけで、今日の写真は滞在してる部屋の仕事机。これからも旅に出る時はB5版の原稿用紙があればOKだなとわかったが、問題はそうして書いた原稿の場合は他人様にゃあ解読不可能ってことだよな。たまに自分でも読めないことあるし。
 人からつっこまれた時は、「竹内家はもともと幕府のお庭番を務めていた家系で、僕は一族だけに伝わる秘文字で執筆しているのだ」と嘘をつくことにしてるのだが、困ったことに誰も信じてくれない。まあそりゃそうだけどさ。


 そんな風にして家で過ごしていることが多いせいか、今夜は初めて「この家で暮らしている人間が全員そろっているの図」を目撃した。一週間も滞在して初めてってのがすごいが、こんなに人がいたんだなーとあらためてびっくり。
 部屋から出て何か飲もうかなと冷蔵庫に向かったところ、途中の風呂場からはクリスが子供を風呂に入れてる物音が聞こえ、リビングの2台のパソコンの前にはしおりさんとエドがいて、台所ではミホちゃんが働いてた。僕を入れて総勢7名、野球チームは組めないが、バレーボールなら何とかなりそうな人数である。
 思わず「すげー、全員そろってるの初めて見た」と声を上げたが、特に誰も賛成してくれなかった。エドにゃ日本語は通じないし、みんなには珍しくもない光景なのかもしれない。