寒中水泳と中華料理

takeuchimakoto2005-03-18

せっかく海に近いウェイバリーに越したってのに、3日連続天気が悪い。このまま海に行かずに退去日になったら癪なので、午前中からビーチに散歩。
 散歩といいつつ、ちゃんと水着とゴーグルは持参していた。ブロンテビーチに着いたら砂浜の横の岩場を利用した海水プール(ポンプで海水をためてるんだそうだが、そんなことせんでも波が結構かかってる)があって、地元客とおぼしき数人が泳いでいる。プールサイドのベンチで着替えてる女性なんか、人が少ないからいいやとばかりにトップレス状態になっていて、間近で目撃した僕は結構驚いた。
 ビーチに人出がないのも当然で、空は曇りで風は強くて気温は低い。そんでも泳ぎたい人は泳いでるわけで、俺も泳いだろうと更衣室へ。水しか出ないシャワーが冷たく感じるようなコンディションだけれど、とりあえずちょっとでも海に入っとかんとね。
 んで、予想通りに水温も低い。足からそっと入ってってもしんどくて、顔まで水につかるってえと息が止まりそうな気分になる。なんだって俺は南半球に来て寒中水泳なんかしてるんだろうとふと思う。
 まあでも、ばしゃばしゃ泳いでるうちに体もあったまって肌も慣れてくる。タスマン海の威勢のいい波を眺めながら泳ぐのはなかなか気分がよかった。
 しかしふと気づくと、30メーターほどのプールにいるのは僕一人。なにしろ寒くて体温奪われるので、ほかの人はさっさと泳いでさっさとあがってるのだ。見ればプールを見下ろす遊歩道からは観光客らしき老夫婦が泳いでる僕を見物していた。


 水族館のトドみたいに見られてるのも恥ずかしいので、僕も早めに水から上がって更衣室へ。さっきは冷たく感じた水シャワーが全然冷たくないのは皮膚温度が低下したからだろうなあ。
 着替えて帰り道の途中で中華料理屋に立ち寄り、ランチ&ビール。なんにせよプールとビールというのは素敵な取り合わせである。