葡萄プレスマシンと赤スパークリング
ワイナリーめぐりのツアーに参加して、ブドウ畑の広がるヤラ・バレーへ。
僕はビールにはすっかり詳しくなったがワインに関してはからっきし無知で、ワインについての蘊蓄を聞くとなんだか腹が立つというほどの偏見持ちだったのだが、飲むのが嫌いなわけじゃないのだ。いろんな人にすすめられたこともあり、メルボルンから小一時間ばかりのバス旅行。
で、ツアーガイドやワイナリーのスタッフやツアー仲間の日本人女性にいろいろ教わりながら飲んでみるってえと、これがやっぱり美味しい&面白い。この先ワインにはまるには資金的に不安が残るが、ブドウや産地によって大まかに選ぶ感覚がわかっただけでも収穫かもしれない。
合計で4軒ほどのワイナリーを回り、何種類もテイスティングしたり豪華ランチを食べたり博物館を見物したり。ドンペリで有名なシャンドンってメーカーを訪れた時には、何気なくブドウ搾り機がおいてあってちょっと感動。以前から、この機械をネタに小説を書いてみたいなと思ってたのだ。
ところでシャンパンといえばスパークリングの白ワインと相場が決まってるらしい。色がついてるものってえとピンクのドンペリが有名だけど、そーいえば赤ワインのスパークリングのものってこれまで見たことなかった。そんでオーストラリアってのはその赤スパークリングが名産なんだそうで、シャンドンってのはそれをことのほか得意にしてるんだとか。早速ティスティングさせてもらい、甘いけど美味くて癖になるなーなどと調子にのって一本購入。
日本へのおみやげ、と言いたいとこだけど、持って帰るのは重たいからオーストラリアで飲んじゃうことでありましょう。