『スター・ウォーズ』と『ゴルゴ13』

takeuchimakoto2005-06-30

 なんだか最近スター・ウォーズづいている。こないだもスター・ウォーズがらみのことを書いた気がするが、今日もその話題。
 僕はエピソード2からハマったにわかファンで、エピソード3もまだ見ていない。公開前だから当たり前だと思うのだが、ディープなファンってのはプレミア試写会とか先行ロードショーとかで封切り前に見るものなんだそうだ。
 そう言われるとすいませんと頭を下げるしかない。なにしろ某社の担当編集者などは、全米公開に合わせて渡米しようと航空券まで手配したんだとか。しかし仕事のために泣く泣く諦めたんだそうで、「仕方ないので先々行上映で我慢」なのだそうだ。僕の方からすっげー久々に連絡とったのがちょうどそんな時期だってのが面白い。
スター・ウォーズ悪の迷宮〈上巻〉 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books)スター・ウォーズ悪の迷宮〈下巻〉 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books) 僕はというと、こないだ図書館エッセイでシドニーに触れた時に『スター・ウォーズ』の話題を出したり(シドニーの図書館で関連本を見かけたのだ)、エピソード3の直前のストーリーだっていうスピンオフ小説を読んだりしていた。執筆中の小説でも何かの映画のタイトルを出さなきゃってシーンでちらっと触れたりとか。
 そんな中、某業界人から人を紹介したいというメールがきた。新レーベル立ち上げの企画だそうで、そんじゃあお話をうかがいましょうってことで電話をもらったところ、相手の社名を聞いてびっくり。レーベル名では分からなかったが、『スター・ウォーズ』小説の版元の方だったのである。ちょうど読んでたとこですよって話をしたら、今度打ち合わせの時にスター・ウォーズがらみの豪華お土産をいただけるってことになった。豪華って何だろうと思いつつ、とりあえず嬉しい
 さらに面白いことに、渡米に失敗した人はハン・ソロのファンで、新レーベル立ち上げの人はチューバッカのファンなんだそうだ。不思議なとこで旧3部作の名コンビがそろったもんである。


 今日は雨上がりに買い物に行ったスーパーでいいものを発見。スター・ウォーズというとペプシのボトルキャップが盛り上がってるが、僕が入手したのは1.5リットルボトルのおまけでついてたR2−D2である。「スナッククリップ」という代物だそうで、お菓子の袋を止めるための道具なんだとか。
 しかし僕が買ったのは、原稿の束を挟むのにちょうどよさそうだったから。いつもは事務用クリップやガチャックを使ってるのだが、それだと幅が狭い上に強力すぎて紙が傷みやすいのだ。その点、このスナッククリップってやつは適度に弱めで幅は広いのでちょうどいい。いま書いてる長編の原稿チェックにも活躍してくれそうである。
 このスナッククリップ、いろんなキャラクターがそろってたんだけど、僕は迷わずR2バージョンをゲットした。なんかR2D2って昔から好きなのだ。宇宙戦艦ヤマトではアナライザーが好きだったし。
 旧3部作の公開時にはファンでもなかった僕だが(だいたい小学校低学年の頃で映画館に行く習慣がなかった)、近所の子がR2のリモコンか何かを持ってたのを見て、カッチョいいなーと思っていた。そういう原体験って33になっても消費行動に影響を与えるもんなんだなあ。
 ところで僕が旧3部作をきちんと見たのは高校時代で、同級生が3作そろったビデオを貸してくれたのがきっかけである。その同級生は今ジャンボジェットのパイロットになって空を飛んでるはずなんだけど、彼がその職業を選んだのもスター・ウォーズって作品の影響力だったりするのだろうか。
 彼は『スター・ウォーズ』だけじゃなくて『ゴルゴ13』の熱烈なファンでもあったのだが、そっちの影響はどんな風に現れてるんだか気になるところだ。やっぱりコックピットの見学とかで機長席の後ろに立つとぶっとばされるのだろうか?リーダーズチョイス BEST13 of ゴルゴ13