坂道事情と昆虫事情

takeuchimakoto2005-09-22

 朝から涼しい。こりゃいいやと珍しく掃除する気になって、朝食後に掃き掃除と拭き掃除。しかしリビングから廊下にかけてモップがけを済ませたら汗だくになっていて、ちっとも涼しくなくなってしまった。
 汗かいたついでにサイクリングへ繰り出すことにして、レーサーパンツとジャージに着替えて出発。このところ近場の売れない工業団地ばかり行ってたので、今日は遠乗りである。
 下り坂から平地と、気持ちよく飛ばした後の休憩ついでに昼飯。回転寿司の店に寄ったんだけど、ネタがのってないシャリだけの皿が流れてきたのが気になった。店員が乗せ忘れたのか、誰かがネタだけ食っちまったのか、どっちなんだろ。
 帰宅する時には上り坂になるってのが僕の住んでるとこの問題点である。こないだみたいに途中でへばって自転車を降りるってことこそなかったものの、坂を上りきったところで疲れきり、少し先の公園の東屋で昼寝。
 くたくたに疲れた体を投げ出して寝転ぶのは心地よく、竹林を吹くそよ風や池で遊ぶ鳥の水音を聞きながらまどろむ。しかしとろとろっとしたところで足元に痒みを感じ、目を開けてみると指先を二箇所ほどさされていた。足の指先って刺されると妙に痒いよな。
 そんなわけで、蚊は僕の嫌いな生き物の中で五本の指に入るのだが、反対に好きな虫は何かなーと考えるとトンボを思いつく。なんか見た目がデザイン的に好きだし(アールヌーボーだよな)、涼しい風に飛んでる風景もなかなか絵になる。うちの周辺は赤くないアキアカネみたいな種類(勝手にアキアカクネと呼んでるのだが、本当はなんていうんだろ)が一番多くて、シオカラとかギンヤンマとか手のひらよりも大きそうなオニヤンマなんかも結構目にできて、人生の中で一番たくさんトンボを目にしてる今日この頃である。
 そういえば、昨日だったかに甥と姪から手紙をもらったんだけど、甥のタイキ君はカブトムシが好きらしくてヘラクレスオオカブトの絵と共に「まことおしさんムシキングやりましょう」と書いてくれていた。うちの近所の林にはカブトやクワガタが多くて、朝の散歩でひょいっと捕まえたりできるのだが、少年時代にそういうとこで虫捕りしたら最高なのではないだろーか。