車購入サイクリングと先駆者スタインベック

takeuchimakoto2005-11-02

 天気がいいので、サイクリングがてら自動車を買いに行く。
 なんつって、丘陵地帯を抜ける気持ちいいサイクリングコースの先にこないだ見せてもらった中古車ディーラーがあるってだけのことだったんだけど。何台かあった候補のうちのどれを選ぶかってことがだいたい決まったので、確認と試乗をしにいったのだ。
 迷ってる時に背中を押してくれたのはスタインベックの『チャーリーとの旅』で、車で寝泊りしながら旅する中で車内装備を工夫して洗濯するシーンや洗濯物を干すシーンが出てきたのである。候補の中に屋根の上の荷台がついてるバンがあって、便利なのか邪魔なのかで判断に迷ってたのだが、偉大なスタインベック先生を見習ってここに洗濯バケツを積んだり洗濯物を干したりすれば旅行に便利じゃないかと気づいたのだ。スタインベック全集 (16)
 サイクリングで一汗かいた後でディーラーに到着。試乗させてもらうと大きさの割りに小回りがきいて乗りやすい。こないだ友人のワゴンRに乗らせてもらった時にはハンドル操作が下手だったり車庫入れで苦労したりしたのだが、何故か今日はえらくスムースで縦列駐車みたいなこともうまくできた(ちょい斜めだったが)。なんでこの車の方が楽なんだろうと思ったが、運転席の視界とボンネットの長さのせいだろうか。
 事務所で話をきいてる時、キャビネットに荷台の取扱説明書も残ってるのも発見され、これで懸案事項も片付いた。値引き交渉もうまくいってたこともあり、そんならもう決めちまおうってことで、その場でサインして帰ってきたのである。
 納車は約1週間後ってことだったが、諸経費を極力切り詰めたので自分で取りに行って乗って帰ってこなくてはならない。自転車で行って積み込んで帰ってこれるってのは便利なのだが、問題はペーパードライバーの僕が一人で無事に公道ドライブをして帰ってこれるかってことである。──そんなわけで、運転の練習をさせてくれる人や当日助手席でナビしてくれる人を募集中であります。