公道単独初走行と駐車場車幅感覚

takeuchimakoto2005-11-10

 先週と同じく、今日も天気がいいのでサイクリングがてら自動車を買いに行く。
 まあ納車日がたまたま晴天だったってだけなんだけど。気持ちよくサイクリングしながら約20キロ離れたディーラーに向かい、ついでに帰り道の確認。こないだ通った道は今週になって工事してたので別ルートってことにしたのだが、こっちの道の方が田舎道なので走るのは楽そうである。地図を見ながらこことここで曲がってこの道を進んで……なんてチェックしてったのだが、「ペーパードライバーがどうやって家まで生還するか」って観点で見ていると同じサイクリングでもだいぶ感覚が違うもんだ。
 昼前にディーラーで手続きや支払いを済ませ、保険の適用される正午からいよいよ乗車。考えてみると公道単独走行というのは生まれて初めてなのだが、走り出してみるとそれなりに何とかなるものだ。もともと僕は人に指示されるよりも自分のペースでやってく方が性に合ってるみたいだし。
 ただ、どうも僕の運転ってのは遅いらしい。昔からそうだったんだけど、特にスピードを落とそうと思ってるわけでもないのに走ってると周りより遅くなるのだ。1車線の道でバックミラーを見ると後続車が並んでたりするし(はよいけ初心者と言われてるようなプレッシャーを感じる)、ちょっと見通しのいい道に出るってえとみんな待ちかねたように追い抜いていく。
 そんなときにスピードメーターを確認すると、だいたいこっちは制限速度ぴったりくらいで走っている。どうもそういう呼吸というかドライバー間の常識がよく分からないのだが、スピード超過をしとかんと周囲の交通状況に合わんのだろうか。そう思って試しに50キロ制限のとこで70キロまで出してみたが、それでも前を行く車との車間距離は開いていく一方だった。どーしたもんかなーと思いつつ、ゴールド免許のくせに初心者マークを張っといたのは正解だったと思うことしきり。
 途中のショッピングモールに寄りたいなーとも思ってたのだが、まだ駐車場の作法が分からんのでまっすぐ帰ることにした。うちの近所の細い道では対向車がきませんようにと願い、すれ違ったり停車してやり過ごしたりする時には内心ヒヤヒヤ。無事に帰宅した時には、自転車で同じ距離を走るときよりよっぽど疲れた気がした。


 帰宅して車庫入れ。側溝を乗り越えたとこが駐車スペースなのだが、最初は四輪のうちの2輪しかスペースに入っておらず、後からやり直しても3輪どまり。車幅感覚というか、自分ちに慣れるまでしばらくかかりそうだ。
 玄関を開けてくろべーを呼び、どーだ車持ってきたぞと見せてやる。おもちゃの軟式ボールをくわえて出てきたくろべーは早速乗り込んで車内を点検。次の関門は、車に乗るとはしゃぎ回るこいつを乗せて無事に走れるかどーかである。