勤労感謝と彫刻準備

　昨夜は寝床シアターで『ライトスタッフ』を見て夜更かししてしまい（だって面白くて長いんだもん）、今朝は僕にしては寝坊。リビングに下りてくとくろべーがごはんと散歩を早く早くとせがむせがむ。
　水曜日だから朝の散歩ついでに燃えるゴミを出すかーと出かけたが、近所のゴミ置き場はがらんとしてる。既に８時過ぎとはいえ今朝はばかに早く回収車が来たんだなーと思い、ちょっと離れた所に行くも、そっちにもゴミはない。仕方ないのでゴミ袋を持ったまま自転車散歩。一人暮らしだからゴミの量はハンドルにぶら下げられる程度なのだ。
　しかしたまに寝坊すると大変だなーと思いつつ走ってると、ハナとご主人さんに遭遇。いつも奥さんか娘さんが散歩してるのでこうして男同士で遭遇は初めてである。軽く挨拶してすれ違い、帰り道でも遠回りしてゴミ捨て場を探したが、やっぱり見つからなかった。
　ところが帰路の途中で門のところに国旗を出してる家を発見。そこで初めて、今日は祝日なんだと気がついた。祝日だからゴミ収集も休みってことのようだが、日頃から労働なんて意識してない僕は勤労感謝の日なんて全く念頭になかったのである。

　労働を意識してないっつっても仕事してないわけじゃないが、やはりワープロに向かって小説執筆というのは勤労って感じはしない。ちっとは体動かして働くかってわけで、朝食前後に洗濯したり庭掃除したり椿材を切ったり。
　椿の木は、そろそろ木彫りくろべー像の新作に取りかかろうと思っている。伏せとお座りに続いては歩きポーズを作りたいので、足の高さやしっぽの長さを考えて大きめサイズに切っておく。ちょっと大きすぎた気もするので、小刀で削って全体像をイメージしてからまた鋸でカットすることになるんだろうなあ。
　さて今回はどのくらいの期間で完成することやら。ご近所さんには慣れてきたらハナ像も作りますねって言ってあるのだが、取り掛かったり完成したりって頃にはそんな話は忘れられてそうな気がするなあ。