四谷三丁目と奇岩城写真

takeuchimakoto2005-12-01

 日中はいつものように家事や執筆で過ごし、夕方から上京。仕事絡みで四谷方面の出版社に行くついでに、四谷三丁目界隈をふらふら。
 十年くらい前、僕はこのあたりにあった映像学校に通ってたのだ。もちろんお店関係のマイナーチェンジはあるけれど、基本的その頃と変わってないようで懐かしい。通っていた怪しい雑居ビルも残ってたし、その裏道にある居酒屋も相変わらずあったし(でもちょっと小奇麗になったかな)。けーおー病院の裏あたりの住宅地も、昔ながらの商店がちゃーんと今でも営業してるのが立派だ。


 仕事の打ち合わせというか顔合わせでお邪魔した出版社では、壁に貼ってあったポスターにモーリス・ルブランの「奇岩城」の写真があってびっくり。もちろんルパンはフィクションだけど、そのモデルになった場所ってのがちゃんとあるらしい。ルパンシリーズも子供の頃に夢中で読んでたので、これも懐かしいというか何というか。
 肝心の仕事の話も面白い方向に展開しそうで今後が楽しみだし、タイミング的に妙な繋がりがいっぱいあって面白かった。こういう出会いとか偶然とかがあるってえと、世の中面白いなーとしみじみ思える。


 12月に入ったせいで東京はすっかりクリスマスムードで、日が落ちると街のあちこちでクリスマスイルミネーションが目に付いた。うちの周りではあんんまりそういう気配はないのだが、林の茂みをふと見るってえとカラスウリの実ってクリスマツリーの飾りみたいである。