初雪の瞬間と戌年の準備

takeuchimakoto2005-12-24

 朝の散歩でいつもの広場に行き、くろべーを解放。彼がはしゃいで走り回ってる間、僕はぼけーっと周りの景色を眺めるのが常なのだが、今朝はその最中に宙に舞う白いものに気づいた。
 雪である。朝の空が曇ってるなーとは思ったが、ちらほらと雪のかけらが降っている。このところ寒い日が続いてたが、とうとう初雪だ……などと思いつつふと見ると、くろべーも宙を見上げて不思議そうな顔をしている。
 彼も雪に気づいたのだ。宙を舞ってるこの白いのは何だろうって顔で、近くに降ってきたのをぱくっと食いついたりしている。雪の味が分かったかどうかは謎だが、そうこうする間にも雪は勢いを増し、帰宅する頃にはコートに点々と白く残るほどになっていた。
 この分じゃホワイトクリスマスかなーと思ってたが、その後で雲が割れて日が差したら雪の気配はきれいさっぱりなくなってしまった。まあしかし、初雪の瞬間を味わえたのはちょっと得した気分だし、周りに誰もいない場所で飼い犬と共に気づくって経験は貴重なような気がする。


 世間じゃクリスマスだの3連休だのいってるようだが、僕はひたすら家で仕事。
 リビングにいる時はパソコンに向かってスタインベックの『チャーリーとの旅』の翻訳作業、二階の仕事場ではワープロに向かって書き下ろし長編の『ワンダー・ドッグ』の執筆。宅配便では2月に出る『オアシス』のレイアウト見本が届き、それを確認したり担当さんに相談メールを出したり。
 その3作が3作とも犬の話だってところに戌年パワーを感じるけれど、前から言ってるように僕は年賀状は出さない予定ですんで皆さんどーぞよろしく。たまに「年賀状出すから住所おしえて」っていうメールをくれる人がいるんだけど、こうしてメールのやり取りしてるんだからそれでいーじゃんよ。メールを交わした後で年賀状も交わすのって、なんだかヤギさん郵便な気がして仕方ないのよねん。
 もちろんいただくのは嬉しい限りなんですが、僕の方ではメールでお返事しようと思ってますんで、印刷年賀状だけ下さる方もメールアドレスも書き込んどいてもらえると幸いであります。


 関係ないけど、今日の画像は夕方の自転車散歩の時のくろべー。
 林の中の坂道なんだけど、僕はここで「オートマ車は長い下り坂ではセカンドやローに入れるべし」っていうのを試している。要はエンブレの効く範囲の問題なのね。


 さらに関係ないけど、この日記を書きつつ録画しといたM−1グランプリの番宣伝番組を見ている。例年イベントとしては面白いけど番組としてはどうなのって思ってたけれど、今年は番宣からして面白いなー。僕の予想は本命品庄対抗南キャン大穴麒麟という面白味のないものなんだけど(個人的な評価とは別に、このグランプリは基本的に鉄板レースだ)、さて当たるかな? 得点的に敗者復活がどこまで食い込むかってのも興味深い。(その枠が優勝かっさらうとしたら今年がチャンスかも)