フリスビーの優先度とチャリンコの距離感

takeuchimakoto2006-01-30

 久々のぽかぽか陽気。午前中は布団干したり仕事したりして過ごしたが、昼飯食って午後の執筆にかかったあたりから「こんな日に仕事なんかしてたまるか日和」という言葉が頭をよぎり始めた。
 2時過ぎにええい本日終業じゃーと机を離れ、くろべーを連れて車でお出かけ。夕方の散歩ついでに、売れ残りスカスカ工業団地の中にある公園へ向かう。ここは平日はほとんど人がいないので大好きなのだ。
 公園内の坂道を登った高台は見晴らしもいいし、犬の散歩の人もほとんどこない。くろべーは他の犬のにおいがすると気もそぞろになるのだが、ここなら大丈夫そうなので久々にフリスビーで遊ぶ。最近くろべーの中でブームが去ってたようだったので、フリスビー熱を再燃させようと思ってたのである。
 こないだ芦原すなおさんに『オアシス』の解説を書いていただいた中で、僕とくろべーがフリスビーで遊んでることが紹介されていた。せっかく書いてもらったのにもう遊んでませんってことじゃ申し訳ないので、ちゃんと遊んでおかねばっていう変な使命感を抱いてたのだ。
 どうもくろべーの中では(食い物)>(他の犬のにおい)>(気になる人)>(フリスビー遊び)っていう優先順位があるようなので、犬や人の少ない場所ってのがポイントなのである。人口密度の少ない田舎暮らしとはいえ、うちの周りは犬口密度が高いのが難点なのだ。北海道や四国や九州にも一度住んでみたいし、またぞろ引っ越しでもしようかなと考えている今日この頃。


 遊んでるうちにフリスビーがドロドロに汚れてきたので公園の外に散歩に出る。日なたではコートを着てると汗ばむほどの気温が心地いい。
 寒くなる前によくロードレーサーで走ってたコースをぶらぶら歩いたんだけど、徒歩だとえらく長い距離に感じた。単に日頃の運動不足ってのもあるが、自転車ってやっぱり大したもんだなーと改めて感じる。サイクリングなら調子にのってもう1周って思うとこでも、歩きだったら絶対イヤだもんな。
 散歩好きくろべーも、長く歩いて公園や車に戻るとちょっとほっとした顔をしていた。