グインサーガとバジルパン

takeuchimakoto2006-02-13

 空は晴れ、風も穏やかで暖かい。午前の執筆で切りのいいとこまで書けたので、昼飯時に外出。
 こないだMTBのタイヤを替えたので、どりゃーとばかりに猛ダッシュ。タイヤの調子はいいけどディレイラーの調子はイマイチである。これを直すとなると面倒だしなーと思いつつ、冬季運動不足で体もすっかりなまっておるなあ。
 本屋に寄って『capeta』新刊はないかなーと探してみたが、見つかったのはグインサーガの新刊の方だった。それからダイヤ改正後の時刻表もほしかったのを思い出して妙な組み合わせの2冊を購入。文庫とダイヤが揃って陽気もいいとなると、ふつふつと旅行に行きたくなるな。(誰か我が家とくろべーを預かってくれませんか?)ボルボロスの追跡―グイン・サーガ〈106〉 (ハヤカワ文庫JA)


 本屋を出て隣のパン屋へ。昼飯にパン買って帰って読書しながら食べようと思ったのだ。
 しかし店内を歩いてるうちにほのかにバジルの香りが漂ってるのに気づいた。売り場の棚には並んでないが、この店では午後になるとバジル入りの食パンを焼くのである。店員さんに確認したらあと10分ほどで焼き上がるとのことだったので、テーブル席で調理パンを食べつつ待たせてもらうことにした。
 バジルってのはかなり個性の強いハーブだし、ここのパンにはこれでもかってほど練り込んであるので、普通のトーストとして食べるには癖が強すぎる。しかしピザトーストにすると絶品で、トマトやチーズさえあれば一気にご馳走と化すのだ。こないだベーコン&オニオン&トマトで食べたらえらくうまかったので、今度はアンチョビで試してみたいと思ってたのである。
 せっかく天気もいいのだからと、店頭のオープンテラス席でひなたぼっこしながら読書昼食。グイン新刊の後ろから開き、あとがきを読み終わる頃にバジルパンが焼きあがった。
 我ながら単純だけど、天気がいい日に読みたい本と焼きたてパンを買ったってだけで心が浮き立つもんがあるよな。


 スーパーでミックスチーズとアンチョビ缶詰を買い込んで帰宅。今夜のビールのお供は決まったなと思いつつ、仕事部屋でプリントアウト作業。
 それを持って寝椅子で原稿チェックしてたのだが、あったかい午後の日差しの中でマッサージ機能などを入れてたらとろとろと眠くなってくる。はっと気づいたら既に夕方で、くろべーが散歩の時間だぞって顔をしている。
 散歩・仕事の続き・入浴と来て待望の晩酌。アンチョビ&新タマネギのピザトースト・バジル風味はとても美味くてビールにもよく合った。