肉球と靴下

takeuchimakoto2006-02-23

 昨日の自転車散歩でくろべーが怪我をしてたらしい。
 左足の裏の肉球の一つがぱくっと割れてて血が滲んでるのだ。ガラスでも踏んづけたのかもしれんし、僕に逆らって行きたい方向に曲がろうとする時には無理やり足を踏ん張るので足の裏に負担がかかったのかも。肉球そのものには痛覚はないというが、血のにおいがするので本人は気になるらしい。始終ぺろぺろ舐めてるので肉球のふやけたにおいが漂っている。
 舐めること自体は殺菌の役割があるというから止めないけれど、散歩の時に傷口から雑菌が入ると面倒だ。ペット用品のカタログにのってる犬用のシューズってのはこういう時に役立つのかーと思いつつ、うちにゃあそんな洒落たものはないので使い古した靴下をはかせてみる。
 服装と片付けごとにだらしない僕の家には、穴のあいた靴下や何故か片方だけになった靴下が結構存在する。日頃は誰に見られるわけでもないので構わず履いてんだけど、この際だからくろべー用サポーターとして使ってそのまま捨てちまうことにした。
 履かせてる間はなんだろうって顔してたくろべーも、いざ散歩に行くとなるとそんな細かいことは気にしないようだ。黒い以外の色の靴下を履いてるとなんだか不思議な光景だが、マーキングの際はちょっとしたワンポイントって感じで面白い眺めである。