しゃっくりとシャンプー

takeuchimakoto2006-04-09

 天気がいい。布団を干し、仕事部屋の寝椅子で日向ぼっこしつつ原稿チェック。
 くろべーはいつものように僕の上にのっかってぐーぐーイビキをかいてたが、何かで目覚めた拍子に喉をグッ・グッと鳴らし始めた。
 真上に乗られたままゲロはかれたら大変だーと思ったが、よく見ればえづいてるんじゃなくてしゃっくりしてるんだった。どうやら彼にはしゃっくりという概念はないらしく、何か変だぞっていう戸惑いの表情を浮かべている。また眠りたいのに喉が鳴って眠れないので困るなあって顔つきがなかなか面白かった。


 昼飯ついでに外出し、帰宅して布団入れたら庭仕事。去年の秋ぐらいからちょっとずつ進めてた作業がよーやく一段落。
 うちの狭い庭には白い玉砂利を敷き詰めてあったのだが、ろくに手入れしてなかったせいでほとんど埋もれてしまってた。よその犬を預かったときに掘り返されたり嵐みたいな風で近所の畑から土埃が吹き込んできたりしたせいなんだが、それでもほっといたので去年の夏なんかは雑草がはびこり放題のジャングル状態だったのである。
 その土をのぞいて白石を復活させ、せめて通路部分くらいは通りやすくしようと思ってあれこれ作業していたのだ。冬の間は寒いし地面が凍るしで中断してたのだが、春になって再開してどーにか敷き終わった。
 白石を掘り返したり土を除いたりってのもなかなか面白いもんで、前の住民が敷いてたらしい敷ブロックや飛び石が発掘されたりもした。そのまま石畳みたいになればよかったがそこまで資源がないので、飛び石と玉砂利が入り組んだ妙な庭のできあがり。まあ壊れて補修したラティスの木戸も含めて、こういうも僕の家っぽいではないか。


 庭仕事を終えた後はくろべーをふんづかまえて風呂場へ。せっかくのあたたかな日差しを活かし、こいつのシャンプーも済ませとくのである。