高野秀行の小説と一気呵成の書評

この写真は昨日の続き

 朝の配達で、高野秀行著『アジア新聞屋台村』が届く。
 書評エッセイの依頼を受けたら編集部から送ってくれたのである。ちょいと読んだらとても面白そうだったが、締め切りはまだ先なので急ぐことはない。午前は文庫版『自転車少年記』の書けてる部分の手直しを片付ける。
 昼食はサイクリングでついでに街道沿いのラーメン屋へ。そこで『アジア新聞屋台村』の続きを読んでるうちに、書評で何を書こうかアイデアが浮かぶ。ランチ定食でラーメン&酢豚&瓜の漬物なんてメニューを食べたおかげだろうか。


 午後は『自転車少年記』の新章を書こうかと思ってたんだけど、この際だから小説モードに入る前に書評を片付けちゃうことに。
 仕事部屋の寝椅子で読み進め、メモがわりにワープロに文章を打ち込んで……なんてやってるうちに、ひょいひょいっと完成してしまった。夕方前にプリントアウトして編集部に確認事項をメールして、夕方のくろべー散歩から帰ってくる頃には返事もらってはい終了。
 依頼の字数制限が短かったおかげだが、さすがにこう短時間で片付いちゃうと驚く。一日一本こんな依頼があったら軽く年収1千万だ。書評ライターが多いわけである。