七夕の飾りと竹材の余り

 七夕である。しかし竹を飾るのってなんでなんだろうな。七夕の伝説に竹は出てこなかったと思うが。
 まあこの時期になると竹の葉が繁るまくるから、お祭りにかこつけて切っちまえってことなら気持ちは分かる。うちも今日の昼間に伐採作業にとりかかった。
 生い茂った竹が長雨で水をふくむってえと、重さでしなって通路やポストを塞ぐのだ。ただでさえ梅雨の時期は郵便物が濡れやすいってのに、これ以上ひどいことになったらいかんなーと思って門の周りの竹をノコギリで切りまくる。
 伐採した竹を駐車場に放り投げてくと、あっという間に山盛りになった。都会では七夕飾りの竹が結構な値段で売られてるらしいし、そもそも黒竹ってのは工芸用の高級素材らしいのだが、うちじゃあただのゴミなんだよなあ。誰か買い取ってくれないだろうか。
 とりあえず枝葉を払って竹竿の形にしたが、さてこれを乾燥した後は何を作ろうかな。今のところササラと耳掻きと布団叩きくらいしか思いつかないが、もーちっとアートっぽいものにチャレンジしようかとも思っている。