新章のスタートと濃霧のコーナー

霧、分かる?

 昨日で『自転車少年記』文庫版が5章まで書き上がった。今日はその推敲作業と新章の書き出し。──5章を終章にするつもりが、エピローグ的部分を独立させることになったのである。
 5章までで単行本の『自転車少年記』に書いてあるストーリーは書き終わってるので、6章はその後日談というか続編というかのエピソードである。こないだの旅行で取材したことを活かしつて……などと思いつつ、今回の執筆で頭を悩ませるのは新章の滑り出しだったりする。夕方までにはどーにか乗り切ったが、くろべーは散歩と飯が遅れてじれったそうだった。


 おまけに雨降ってるから散歩も面倒である。昨日今日とちょっと涼しいのは嬉しいが、このあたりはすっかり湿気が充満してる感じで、朝などは霧がたちこめている。くろべーは気にならんようだが、自転車散歩だとコーナーの向こうが見えなかったりするんだよなあ。