出張プラネタリウムと最短ミステリー

 昨夜のメールで、ホームスターが僕のものとなった。
 もともと短編小説執筆用の資料として借りたものなのだが、あっという間に書き上げた&編集部でも評判いいってことでご褒美にもらえることになったのだ。こういうのって嬉しいね。「しょーもねーもん書きやがって、返せ!」なんていわれたら最悪だし。
 てなわけで、これからいつでも我が家をプラネタリウムにできる。軽い機械だからどこでも持参できるし、車にACソケットを組み込めば広い荷室を移動式プラネタリウムにもできる。寝転んで見上げるためのマットや寝袋も常備してあるしね。


 今朝のメールでは、何気なく「鏡は左右を反対に映すでしょ? なのにどーして上下は反対にならないの?」って文章を書いてふと気づいた。
 これって、僕の知る限り世界最短のミステリー小説かもしれない。謎がありトリックがありどんでん返しがあり……あ、でも解決編がねえか。それじゃギネスに申請してものっけてくんないかなあ。
 でもまあ、そのうちどっかでエッセイのネタにはできるかもしれない。だから正解は教えてあげませんが、お暇な方はちょっと考えてみてね。