我流彫刻の醍醐味と抜毛掃除の徒労感

240の次は1000で磨く予定

 いい天気である。今日くらいは久々に何か書いとこう。
 この身辺雑記の過去ログは、「まあ書かない時でも10日にいっぺんくらいは書くだろう」ってことで1月3ファイルの形でまとめてあるのだが、9月中旬はほんとに10日に1日しか書かないことになりそーだった。ここんとこ真面目に仕事してたり、仕事がらみで出すメールが多かったりしたから、ネット日記って気分じゃなかったのかな。
 そういや旅行で栃木にもいったし、仕事の休憩中にはパソコンに向かうより木彫りに集中してたんだよな。制作中のくろべー歩行像は荒削りが終わり、形を整えながらヤスリがけって工程に入ってるのだが、翻訳で頭を使った後は無心にシャカシャカ磨くのが気持ちいいんだよな。棒状の金ヤスリでもって刃の跡を消す処理をする方法なんてのも見つけてしまった。まあちゃんと学んだ人には当たり前の技法かもしれんが、新たな技を編み出したような気分になれるのが我流の醍醐味ってやつだな。
 ふと思いついてヤスリ掛けをするのは右半身だけってことにしてるので、仕上げ前・仕上げ後みたいな比較を常にできるのも楽しい。仕上げてつるっとしていくのもいいもんだが、削ったままのごつごつした感じも味があっていいよな。くろべー自身も夏毛と冬毛で雰囲気が違うので(夏毛の方が長くてこんもりしてる)、仕上げない方が夏毛っぽいんだよな。
 秋めいてきた今日この頃、奴の夏毛が抜けまくるので我が家の床はいくら掃除してもあっというまに黒い毛だらけになっております。