関ジャニドラマとツール・ド・ちば

「おっさんはよこい0385」と覚えよ

 えーと、東京中日スポーツの10月7日号によりますと、人気グループ「関ジャニ∞(エイト)」の安田章大さんと丸山隆平さんが、テレビ東京スペシャルドラマ「自転車少年記」で、ドラマに初主演されるそうであります。放映日時は11月23日午後零時30分〜1時55分だとか。さてどーなることやら。
 んがしかし。僕にとっての10月7日というのはドラマ化発表おめでとーの日ではない。ツール・ド・ちばの開催日である。まあ自分で走るんじゃなくて応援に行ったってだけなんだけど、この日が来るのを前から楽しみにしてたのだ。
 半年ほど前のことだが、mixiで知り合った『自転車少年記』の読者の方がスポーツ自転車を探してたので、僕が乗らなくなったアンティーロードレーサー(ニューヨークのフリーマーケットで買ったやつ)をお譲りした。新しいオーナーの石崎さんは仕事で関東一円を駆け回ってる方で、春先にひょいと我が家までやって来て、マシンを引き取りがてら焼肉を奢ってくれたのを覚えている。
 僕んちの前で初めてスポーツ用の自転車に乗っていた彼だが、その後どんどんその道にはまりこみ、ほんの半年ほどの間にツール・ド・ちばの出場を決めた。一日で100キロ以上を走破するというイベントに初心者の彼が挑むわけだし、そのマシンは僕も愛着があるオレンジ色のアンティークで、スチール製で異様に重い。楽しみと心配が半分ずつで、こりゃあこの目で見とかなければと思ったのである。
 折りしも、同じmixi仲間で『自転車少年記』読者の吉田さんご夫妻がわざわざ長野からツール・ド・ちばの観戦に繰り出して石崎さんを応援するという。そんじゃあと僕もお二人の車に便乗して連れてってもらったのだった。
 そして僕は千葉の道をひた走る石崎さんと元ニューヨーク出身のオレンジ号の姿に感動し、彼は見事に完走を果たし……なーんて観戦レポートは、ポプラビーチで連載中の「図書館へ行こう!」の第6回で書かせてもらう予定。それがネット上にアップされるのが11月下旬なので、もしかすっとドラマが放映される頃かもしれない。これも妙な偶然というか何というか。