スケジュールの余裕とアジリティーの能力

何故か頂上で止まるのが好き

 来週半ばに打ち合わせの予定が入り、それまではスケジュール的に余裕があることが判明。こりゃいいやとばかり、昼からくろべーとドッグランにお出かけ。
 人けのないとこに行けば好き放題に自由運動をさせられるようなとこに住んでるので、これまで本気でドッグランで遊んだことはなかった。今日は初体験だったのだが、平日とあってうまい具合にガラ空き。午後遅くに一匹来るまで、ずーっとくろべーの貸切状態を満喫できた。やってきたのがおしとやかな雌犬だったのでくろべーは大喜びだったし。
 それだけでも嬉しいってのに、今日はたまたまオーナーさんや運営スタッフの方々が勢ぞろいして昼食会って感じの日で、僕は昼飯&午後のコーヒーまでご馳走になってしまった。それで夕方までたっぷり遊んでビジター料金¥1000ぽっきりってんだから、何とも嬉しい場所であった。


 広い広い敷地内にはアジリティーという犬用アスレチックみたいな器具も一通り揃ってたので、くろべーにも一通り体験させてみた。
 それぞれの遊具の名前は知らんのだけど、くろべーの得手不得手は実にはっきりしていた。チューブみたいなトンネルをくぐるやつとか、燃えてない火の輪くぐりみたいにタイヤをくぐるやつとか、狭い空間を通る系の器具はからっきしダメで体を入れてみようともしない。反面、平均台みたいなやつとか三角形の坂を上り下りするやつとかはすぐに要領をのみこんだ。おもちゃで誘って誘導したら、だだだーっと坂を登って遊んでるのだ。こういうのは体型の問題なのか好みの問題なのか、どっちだろう?
 等間隔に並んだ棒の隙間を走るスラローム競技はおもちゃで釣る作戦で簡単にクリアしたが、くろべー自身は何をしてるかの自覚はないようだ。同じ作戦で高さを調整可能なハードルも飛び越えさせてみたところ、5段だか6段だかまではクリア。でもそれ以上高くなると横を回ったり下をくぐったりする作戦でのりきっている。知恵があるんだか根性がないんだか。
 でも多分、こういう競技ってのは犬の能力ってよりは、人間のハンドリング技術の問題なんだよな。訓練じゃなくて一緒に遊んでるだけの僕には、くぐる系とシーソー系はクリアできなかったのでした。