イエローハットとヴォネガット

笑ってる裏表紙も見てみたい

 お昼頃、車のタイヤを冬用に替えようと思ってイエローハットへ。店のお兄ちゃんにタイヤのことは全然わかんないんだけどと相談したら、ちょうどセール中のスタッドレスにしてくれるという。付け替えに小一時間かかるといわれ、そんじゃあと近くの商店街をぶらついて時間をつぶす。
 コンビニで月刊マガジンを手にとってcapetaとバイキングスを立ち読み。capetaは次号の対決が楽しみだし、バイキングスは自転車部の優等生キャラがいいなあ。来月号やコミックスが待ち遠しい。
 次に寄った本屋では真っ赤な表紙と100%ORANGEの絵が目に止まって「yom yom」って雑誌を手に取る。なんだろなと思ってページをめくってみたところ、目次ページにヴォネガット太田光って文字を発見。タイヤを買ったらほぼ一文無しになるのだが(つうか所持金じゃ足らんのでカード払い)、こりゃあ買わねばと思ってレジに持っていく。ヴォネガットは短編で太田光ヴォネガットにまつわるエッセイのようだが、小説雑誌を買うのなんて何年ぶりだろう。
 奥付に小説新潮別冊と書いてあったので、だから太田光なわけかと思ってたのだが、帰宅してからネットで調べたら新潮文庫から出た新雑誌だそうな。ヴォネガットといったらハヤカワ文庫ってイメージがあったけど、今後は新潮文庫からも出るのだろうか。何にせよ、紐がついてるのはいいことだ。
 午後から夕方にかけて連載エッセイの執筆を終える。この原稿を明日チェックして送信すれば年内の締め切りは片付いて仕事納めである。まあ今後も手直しやら確認やらはあるだろうけど、土曜日からは旅行に出るぞーと浮かれ気分で仕事部屋を出る。
 浮かれ気分で風呂に入り、湯上りにビール飲みつつメールチェックしたら、新潮社からメールが来てる。今度は文庫じゃなくて単行本の『自転車少年記』が増刷だそうでめでたい限り。単に増刷ってだけでも嬉しいけれど、ドラマが終わっても関ジャニの帯がなくても増刷がかかるってのが何ともありがたい限りであります。