木彫ドッグランと家相リフォーム

　昼飯はさんで執筆に励み、一段落ついたところでドッグランへ。
　今日は一般営業は休みの会員開放日なので、何千坪もある空間をしばらくは僕とくろべーで占領。くろべーは好き放題に駆け回り、僕は小刀でもって木彫作業に励む。
　ここなら木屑の心配しなくていいからと、作りかけの招き犬やチェス駒を持参したのである。次の場面の書き出しはどーしようかなーとぼんやり考えつつ、ひなたでのんびり作業してるとしみじみ気持ちいい。

　やがて車のエンジン音が聞こえて、門を振り向いたら顔見知りの常連さん。聞けば僕に電話したら留守だったので、ここにいるかと思って探しにきたんだそうな。
　軽々と行動パターンを見抜かれてるのに驚きつつ、用件は夫婦で我が家の内見をしたいってことだったので、そんじゃあと車２台で移動。不動産屋モードであれこれ案内して回る。
　それにしても、僕が越してくるまでは何年も空き家だったってボロ家なのに、今じゃ複数の購入候補者がいるってんだから不思議なもんである。家相とかいって家が人の運気に影響を及ぼすって考え方があるけれど、リフォームやら改造やらを施したおいらには家の運を上げる力があるのだろうか。