電動ノコと解体ショー

電ノコでやったらどうなるのかな

 午後からドッグランへ。管理人代行の常連さんがいろんな大工道具を持ち込んでるというので、それを借りて趣味のチェス作り第三弾に着手。
 いや第二弾の犬チェスもまだ完成はしてないのだが、これは駒づくりや盤づくりを他の人にも割り振ってるのでちょっと足踏み中なのだ。立派な将棋盤をチェス盤に改造してもらう予定なので、その上に駒を並べて遊んだりはしてみたけれど。
 第三弾はバウハウスって木工メーカーの製品にヒントを得て、駒の動き方を表してる形のデザインにしてみた。基本が立方体なので、24ミリ角と21ミリ角の角材を買ってきてそれを輪切りというか角切りにしていく。正確に切れるようにと思って電動丸ノコを借してもらった。
 しかしこれが、初めて使ってみるってえと結構難しい。まっすぐ切れないなんてのはいい方で、ガガガッという轟音と共に切ってる最中の立方体が砕けて吹っ飛んだりする。半分くらいは熟練者にやってもらったが、それでも失敗はあったのだから本来はこういう使い方には向いてないんだろう。据え置き式の電動糸鋸とかがいいのかな。


 夜は海辺の町の回転寿司店へ。今夜はマグロの解体ショーがあるというので、夕食ついでに見物に来たのである。
 日頃は平日の午後とかに寄ることが多いのでそれほど混んではいない店なのだが、土曜の夜のイベントデーだけあって店内は満員&行列状態で、そもそも駐車場がぎっしりである。
 どーにかこーにか入店すると、特設ステージというか、作業台と即売テーブルの周りを人々が取り囲んでいた。店員さんたちも妙に活気づいていて、普段は物静かにレジを打ってるおっちゃんが高らかに声を上げて司会をつとめている。
 作業台にはでーんと頭のないマグロが鎮座していて、予定時刻になるとおっちゃんが鐘を鳴らして人々の注目を集める。職人さんたちはマグロ解体用の刃物を手に取り、順番待ちの客はもちろん食事中の人々までも集まってきた。
 そして始まった解体ショー、これが期待以上に面白かった。なにしろ包丁どころか日本刀みたいな刃物は職人さんの身長より長かったりするし、それでゴリゴリ切り裁いて二人がかりでかばっと身を引っぺがすんだから大した迫力だ。職人さんたちに質問すると親切な説明&面白トークで返してくれるし、あまり量のとれない貴重部位の寿司については獲得者を決めるジャンケンゲームなんてのもある。即売のかたわら試食用の皿もばんばん出てきて、回転寿司の順番を待つ間に結構いろいろ食べ比べることもできた。
 残念ながら限定寿司のジャンケンには負けてしまったが、大好きな頬肉と意外なほど煮付けが美味かった血合をお土産に購入。もちろん食事の方もマグロがらみでいろいろ食べて、すっかり満足して帰路につくことができた。
 てなわけで、明日はマグロ料理に挑戦の日曜日となる予定。近いうちにタケウチ家に遊びに来た人はマグロ料理で一杯やれますぜい。