工作の仕上げと長編の棚上げ

作業中の鼻歌はシャネルズ

 午前中は布団干したり翻訳したり。天気がいいので午後からドッグランに行き、くろべーを遊ばせてる間に犬チェスのヤスリがけ&塗装作業。
 仕上げにかかると一気にそれっぽくなるもんで、木の節目や変色、削ってる際の刀傷などもカバーされて完成に近づく。そういうのを見てるのもいいもんで、乾かしたり向きを変えたりしながらぶしゅーっと黒スプレーを噴射しまくる。


 一方、帰宅すると幻冬舎からメールがきてた。書下ろし長編小説『ワンダー・ドッグ』についてである。
 書き上げたのは去年の夏前だったと思うが、いざ入稿って時になって上司の言う通りに直せと要求され、その内容がくだらなかったので言うこときかなかった。以来ずーっと棚上げ&先送りにされていて、今回はようやく「現在の原稿で入稿することを前提に、改めて次回の会議にかけさせていただきます」だそうな。
 それで会議で何か言われりゃ、またしつこく同じことが繰り返されるだけだろう。上司の思いつきをどうして採用しないのかはきちんと説明してきたし、意見があるなら本人と直接話をさせてくれとも言ってきたのだが、こっちが何を言おうが向こうの言うなりに直さない限りは棚上げ先送りってのが向こうのやり方のようだ。
 いい加減に頭にきたのでメールで言いたいことを言ったのだが、例によって返事はなし。このまま次の会議まで棚上げにされるんだろうね。
 それでも、書き下ろし依頼原稿を受け取っていながら2年以上もなしのつぶての集英社文芸編集部文芸書第2よりはましなのかもしれんが……こんなことばかりだと、いーかげんに嫌になるね。
 酒飲んで寝よ。