カツオ串とガラス石

カツオ串焼きとビールは最高でした♪

 2枚残ってる青春18きっぷを利用しようと、朝から電車に乗って海へ行く。
 午前中から着いた港町で朝市を見物し、いろいろお土産を物色。美味そうな匂いにさそわれて炭火の串焼きの屋台に立ちより、カツオ串¥150とエビ串¥100を購入。いい感じでミディアムレアに炙ったカツオに濃いタレがよく馴染んでで、一口食べて美味さに目を見張る。
 こりゃあ一杯やりたいなと近所の酒屋に飛び込み、缶ビールを買って飲み食いしながら歩く。午前中からこういう感覚を味わえるのって最高だね。
 ずーっと歩いて朝市の端まで行ってから引き返したのだが、あんまり美味かったので復路でもう一本買ってしまった。屋台のおばちゃんも2本目はおまけしてくれて、こういうやり取りもいいもんですな。


 昼前に別の駅に移動しようと思ったが、事故があったとかで乗る予定の列車がこない。田舎の鉄道ゆえにダイヤの乱れ方もダイナミックで、長い待ち時間には駅前通りの鄙びた食堂で昼飯を食ってすごした。
 午後はまた別の海辺の町に到着。ここは漁港というよりビーチがメインで、砂浜を裸足でぶらぶら歩いたりガラス石を拾ったり。人工物であるガラスのかけらが川の流れや海の波に洗われるってえと、自然の石のように生まれ変わるってのはいいもんだよな。
 このガラス石をたくさん集め、大きさや色を各種とりそろえてガラス絵画を作ってみたいと思ってんのだが、さてどーなることだろうか。色も限られてるし、ポール・シニャックの点描画を描けるほどの量となると一体どれくらい必要なんだろうなあ。