大型連休と山荘生活

くろべー様のお気に召したよーです

 世間じゃ大型連休と騒がれてるよーなので、僕も負けじとさらに大型の日程を組んで旅行兼プチ引っ越しに行ってきた。
 4月28日の早朝に出発してお昼には現地入り、買い出ししてから美味しい洋食屋へ。天気いいので野外席で犬と一緒に食べていいですかと尋ねたら、親切なご夫婦がテーブルをセッティングしてくれた。料理もうまかったし、なかなか幸せな昼食。
 夕食も楽しく暖炉料理。バターを塗ったアルミホイルでトウモロコシを包み、ちょいと醤油を垂らしたヤキモロコシに、ビールの500ミリ缶で炊いたカンカンごはん。どっちも美味だし、こーゆー料理ってのは一つ一つ感動があっていい。考えてみるとビールと米と野菜しか食べてないのだが、火を囲んで食べるおかででなんだか不思議な充実感のある晩餐となった。


 29日はやたらめったら天気がよかったので、朝から手斧を振るって干し場づくり。庭にうじゃうじゃ生えてる木から適当な2本を見繕い、邪魔な枝を払って物干し竿をのっけられるようにしたのである。
 その後はくろべーと一緒に日帰り登山に出発。なにしろ家自体が山に建ってるよーなもんだけど、そこからいったん坂を下ってから再び登る。目的地に近づくにつれてまだ雪が残ってるのを発見したり、尾根から絶景を堪能したり。
 しかし往復で十数キロの道のりはさすがにしんどくて、帰宅してビール飲んで温泉入って昼寝して……っていう順番が頭の中でこんがらがるほど疲れた。たしかそーゆーことが一通り済んでから、宅配便でソファーが届いたんだよな。
 このソファー、引っ越し祝いでいただいたものなのだが、くろべーの体型にはちょうど上にのりやすくて顎を背もたれにのっけやすいらしい。暖炉の煉瓦や焚き火の炎の色ともマッチして、前からここに置いてあった物のように見えるよな。
 そのソファーに腰掛けながら夕食は焚き火料理。恒例のホイル焼きや昨日覚えた空き缶ごはんに加え、キャンプ風手づくりフライパンでベーコンエッグなどを作ってなかなか豪華であった。


 30日は買い出しのために下山。ついでにカフェやアンティークショップや古道具屋を散策し、牧場なんかも見物してのんびりすごす。
 昼飯に寄った中華屋ではノンアルコールビールを頼んだのだが、飲んでから「アルコール0.5%以下」って表記に気づいた。つまり0.4%くらいは含まれてるかもしれないわけで、気のせいか一本飲んだだけでもちょっと酔ったような感覚があった。
 いちおー落ち着いてから車に乗ったけど……仮にこれで検問に引っかかってたら、アルコール反応って出てたのだろうか。ノンアルコールビールだから大丈夫ってつもりでいたけれど、曖昧な分類やアルコールの含有度の表記じゃなくて、このビールをどのくらい飲んだら違反になるよっていう指針みたいなもんを書いといてくんないかなあ。