納税通知と画集本棚

森の中で働くコムラパパ

 朝から机に向かっていたら、庭から声をかけられた。
 見ればこないだまで住んでたの家の買い主さんである。来ることにはなってたが、いつ来るかはちゃんと確認してなかったのでびっくり。つうか静かな森の中なので人間がいると驚くようになってしまった。
 彼は大工仕事ができる人なので今の家の手入れを頼んであった。仕事部屋に本棚を作ってもらったりいろんな補修をやってもらったりしてもらう予定なのだ。たまに遊びにきてもらうついでに前の家への郵便物を持ってきてもらえば何かと便利だしね。


 で、どっさり届いた一カ月ぶん(そーいやちょうど引っ越して一カ月か)の郵便物を確認したのだが。
 住民税やら不動産所得税やら、各種税金&払い込み通知を見てびっくり。いったい何十万払わんといかんのだ。つうかニュースで聞いてはいたが、なんだよこの住民税の高さは! 実質的には既に離れた自治体なんかにこんな金払いたくねーなーとつくづく思う。
 嬉しかったのは、ひときわ大きなぴあからの封筒で、何かと思ったらオルセー美術館展の増刊号に入ってた懸賞葉書で応募した画集である。応募してたこと自体をすっかり忘れてたし、再び好きな絵をじっくり眺められるのは嬉しいものだ。郵便物の整理なんて放り出し、仕事部屋に画集をもちこんでのんびり眺める。
 つうか、仕事部屋ではまだ画集をおさめる本棚を組み立ててないんだよな。材料はあるんだが、さてどこに配置しよう。