通り雨の前の直感と打ち合わせ後の温泉

朝日に輝く今朝の収穫

 朝の散歩は水の入ったペットボトル持参。別に水を飲みたいわけじゃなく、そのボトルに木苺を採集するのである。袋に入れるより実が潰れないし、水洗いの効果もあるそーな。
 午前中は洗濯や布団干しに励み、仕事絡みの資料を読むときは布団に囲まれたテラスに椅子を出して屋外読書。鳥の声が聞こえたり、布団のせいで僕に気づかない小鳥がすぐ近くまで飛んできたり、なかなか風流である。
 んがしかし、空は晴れてるのに手にぽつっと冷たい水滴。雨の気配はないのに、何か変だなーと思いつつ布団取り込み。まあそれが正解で、しばらくしたらざーっと通り雨。山の天気は変わりやすいってのは本当で、あとちょっと取り込みが遅かったら偉いことになってたな。


 夕方前にくろべー散歩と給餌を済ませ、夕方から車で外出。仕事の打ち合わせで近所のホテルへ。
 発注元の社長さんを含め、3人もの方がわざわざ東京から来てくれるってことになり、我が家じゃゆっくり話をする場所もないってことでホテルのロビーで対面となったのである。
 わざわざこんな辺鄙なとこまで来なくても……と言ったのだが、最初はちゃんと顔合わせしとこうってことらしいのだが、その打ち合わせ自体は一時間足らずで終了。まあ後のスケジュールに合わせてタクシーまでスタンバイしてたから仕方ないのだが、こんだけのためにお越しいただいたのかと思うと申し訳ないよなあ。
 とりあえず仕事の話は済んだので、帰りの道のりでは秋から始まる連載仕事に思いを馳せる。意外と早く体があいたこともあり、帰り道の途中にある温泉に立ち寄って露天風呂で構想を練った。
 まあ自宅にも温泉はあるとはいえ、広い浴槽で全身をのばしたり露天で山を仰いだりしながらの入浴は気持ちいい。うちは非硫黄系酸性泉だがここは硫黄系アルカリ泉で、全く違う泉質だしね。
 おまけにこの日帰り温泉、たった500円で済むわりには露天・内湯・サウナと楽しめて、湯上りには高性能マッサージ機が無料。金曜の夕方はすいてるのかしてマッサージ部屋は僕が独占状態で、あれこれ考えながら「腰極もみ」なんてのを味わってるうちにとろとろと眠くなっていた。
 帰りはぽかぽか気分で運転席の窓を開け、高原の夕方の涼しさを味わいつつドライブ。10分くらいで家につき、何はともあれビールを一杯。よく冷えたエビスザホップがことのほかうまいぜい。