暖炉のスープと浴室のホタル

こっちの風呂は、ぬーるいぞ♪

 雨が続いて気温が下がったもんで、昨夜と今朝は暖炉に火を入れた。
 別に暖房しなきゃいかんほど寒いわけじゃなく、単に焚き火がしたいのである(なにしろ煙くさくなったら窓はあけている)。暖炉だったら室内で他のことしながら燃やせるし、料理もできて便利だし。
 なので今朝のメニューは暖炉料理で焼きトウモロコシと根菜のコンソメスープ。トウモロコシは皮を剥いたりしないでそのまま焼けばいい具合に蒸し焼きになるし(香ばしくて美味い)、飯盒にぶつ切り野菜と固形スープとスパイスを放り込んでことこと煮るだけでいい感じに煮える。実にお手軽料理だから昔の人が暖炉や囲炉裏に鍋をかけてた理由がよくわかるし、料理としてもなかなかヘルシーだよな。


 くろべーの散歩に行って帰ってくると焚き火が熾き火状態になってたので、ヤカンで湯を沸かす。それでコーヒーでも入れようと思ったのだが、その前に風呂場で顔を洗う。
 と、窓ガラスにホタルがくっついてるのを発見。外からうちの風呂場を覗いてる格好なので、そんなに興味あるなら中に入れよと捕まえる。昼間だから光ってないけど、夜の入浴時に光ってくれたら嬉しいなー。
 インスタントコーヒーを入れた後は二階に上がってお仕事。短編の山場を越えたかなって感じでほっと一息、秋からの仕事の構想をメモしたり、来年の企画の英文を辞書を引き引き読んだり。休憩には趣味の木彫りに精を出し、なかなか穏やかな一日であった。