餌台のキツツキと公演のビデオ

 昨日、雨の合間に裏庭の切り株を改造、廃材を使って鳥の餌台を作っておいた。リビングの窓から見える位置なので今日の午前にひょいっと目をむけたら、キツツキが来ていて驚いた。
 偶然かもしれんが、餌台の真下に止まってる姿は餌を狙ってたよーにも見えた。餌台の上のスイカの種が餌になるのかは知らんが、台の素材そのものにキツツキの好みそうな虫が巣食ってそうだもんなあ。
 昼は久方ぶりに下山して買い出し。つっても一番下までは下りずに一番近いスーパーに行ったんだけど。
 ちょうど冷凍食品の半額セールをやってたのでラッキーとばかりに買い込み、昼飯は向かいのコンビニで済まそうと思ったらおにぎり100円セール中。なかなかラッキーと思って運転しながらもぐもぐ食って帰路につく。
 そんで別荘地の入り口をすぎたあたりで、坂道の脇にまたキツツキがいるのを発見。うちにいたのは小さくて地味な色だったけど(コガラ?)、今度のはひとまわり大きくて頭が赤い(アオガラ?)。どっちも写真は撮れなかったが、立て続けに見るとなんだかラッキーであるな。


 管理事務所に寄って届いてる郵便を受け取ると、大きな封筒が三つもあった。新潮社からのゲラ(文庫版『風に桜の舞う道で』再校)と、バースデープレゼントの音楽DVD(ありがとー!)、それから短編『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』が『ぽじすと』って公演の中で朗読劇として上演された際の録画映像であった。
 この朗読劇、俳優の組合の公演だとかで著作者への上演料は払えないってことだったが、舞台の記録映像をくれるならって条件で許可したのだ。朗読ってなかなか興味深いので、早速ビデオデッキにテープを入れて鑑賞。
 もちろん自分で書いた物語だからストーリーは知ってるけれど、どういう演出で舞台化されたのかとか役者&声優さんがどういうイントネーションで読むかとかは実に興味深い。主演(っていうのかな)の樋口あかりさんが語り手の現在(一人称ナレーション)と過去(セリフ)を声色で演じ分ける様は見事なもんだなーと感心してしまった。噺家さんの演じ分けともまた違う、声だけに特化した技術なんだよなあ。
 僕は劇場まではいけなかったけど、実際に生で観劇した人はどんな感想を抱いたんだろう。おいらが特等席のチケットをプレゼントした御夫婦も含めて、ご感想などお聞かせいただけたら幸いであります。


 そうそう、今日の写真はラッキーついでのシジュウカラ。先月作って設置した巣箱に鳥が入ってる光景を初めて拝むことができた。