鳥の雨宿りと連作の仕上がり

これはヒヨドリかな

 台風の日。雨なので昨日も今日もくろべー散歩以外は終日家ですごしている。来客の予定も中止となったので、仕事に励んで短編小説を書いたり趣味に励んでチェス駒の木彫りを進めたり。
 長いこと机に向かってて気づいたのだが、雨の日って鳥の写真を撮るには結構チャンスかもしれない。もちろん光量が少ないって問題はあるが、雨で翼を濡らしたくないのか木の枝に止まって休んでる時間が長い気がするんだよな。おかげでシジュウカラ以外の鳥の写真もしっかり撮れたし。


 鳥の声が聞こえるってえと仕事を中断してデジカメ構えたりはしたものの、今日はよーやく『珊瑚朗先生無頼控』の第三話が脱稿してほっと一息。途中に引っ越しが挟まったせいもあるけど、かなり長いこと取り組んでた気がするなあ。
 ちなみに第二話はすらすらと楽しく書いてあっという間に完成した覚えがある。長さもだいたい一緒だしシリーズ物だから基本設定も同じだってのに、書きやすい書きにくいの差はどういうとこから生まれるんだろう? 内容なのか展開方法なのかあるいは単なる気分の問題なのか。
 内容的にも、すぐに書き上がったからとか、手こずったからって理由で完成度が違うわけでもない気がする。第二話と第三話、人によってどっちが好きかの違いはあると思うけど、僕としてはそれなりに納得いく出来である。一応ミステリーだから情報定時や論理展開の順番とかは考える必要があるわけだが、そういうとこから書きにくい書きやすいの差が出るのかなあ?
 なにしろミステリーには疎いので自分でもよく分からないけど、お暇な方はよかったら見比べてみてください。第二話は来月、第三話は十月に発表予定であります。