天気雨と雪見酒

巣箱に積もるはじめての雪

 朝から昼過ぎにかけては、布団を干したり窓際でひなたぼっこができたりってくらいのいい天気だった。
 1時近くなって風が出てきたので、そろそろ布団をとりこもうかとテラスに出たら、手にぽつっと水滴が当たった。慌ててふとんをしまい、風のせいで天気雨かーと思ってたのだが。
 2時頃には雨足が強まり、夕方散歩までにやんでくんないかなーと思うも、3時を回る頃にはみぞれになっていた。3時半にはすっかり雪で、風が強いこともあって吹雪みたいな感じである。雪が水平に降るってだけじゃなく、どうかすると下から上に向かって舞い上げられてるんだよね。
 今日は日曜返上で働いてるせいで(まあ曜日なんて元々関係ないけどさ)、2階の仕事部屋にいるとそういう天気の変化や雪の降り方を逐一眺められて壮観である。そのせいで能率が落ちるって問題はあるにせよ、雪の降り方を見てるだけで面白いってのはこういうところに住んでる醍醐味ですな。
 夕方のくろべ−散歩はロングコートにニット帽に皮手袋で防寒対策をしたけれど、横殴りの雪ってのは眼鏡族にはなかなか難儀なもんであった。まあ無事に帰宅できたんで、今夜は温泉であったまって暖炉で薪を燃やしまくって酒飲んであったまろーと思う。