ミズナラの薪と七輪の焼きソバ

上は七輪、下は薪

 これくらいあったかいってえとしみじみ幸せって一日。
 朝のうちは風もあったが、洗濯終えて庭に出る頃にはそれも穏やかになり、チェーンソーを出して薪にする木材のカット作業。ガガガガーッと切る感覚が癖になり、晴れるってえといそいそとこの作業をやってる気がするなあ。
 昨秋に切り倒したミズナラの木は、太い幹を輪切りにするってえとまだ中心部に水分があって驚かされる。そもそも落ち葉の季節に根っこと分断してあるのに枝先では芽が膨らんでるんだから大したもんだ。このまま地面に倒してほっとけば根も生えてきたりするのだろーか。
 昼近くまで働き、昼食は七輪に中華鍋をセットして玄関前で焼きソバを作る。──なんか焼きソバって、台所で作るよりも屋外で作る方がわくわくするよね。お祭とか縁日とかの連想だろーか。
 そうやって朝から働いてるせいか、昼食後に仕事部屋に上がるってえと眠気がとろとろ。二階の室温は20度を越え、マッサージ椅子でくろべーと昼寝ってのも気持ちいいものである。
 昼寝明けで仕事にかかる頃にはくろべーが散歩か散歩かと主張してきて、まあ天気もいいしなーとぶらぶら出かけることに。今日は森の中にウグイスの声が響いてて、このへんも春がきたんだなーとしみじみ。そういや近所のジンチョウゲも蕾を膨らませてたもんな。
 帰宅して、今は風呂の準備をしつつこの日記を書いてるのだが……テレビの天気予報によると今日は夕焼けがきれいで明日も快晴だそうな。嬉しいねえ。
 つうわけで、これから湯船で『グイン・サーガ』の新刊を読みつつ温泉と夕焼けを楽しんでこようと思います。