おいらの庭遊びとくろべーの川遊び

泳ぎたいなーと思ってたのかな

 いただいたメールに「週末はいかがお過ごしでしたか」と書いてあったので、最近さぼり気味のブログで振り返ってみようと思います。最近おいらはこんな風に過ごしていたのさ。


★庭を改造すべく、土木作業
 庭に生えてる木を何本も切り倒したり、その枝葉を払ったり幹を切断して薪にしたり、地面を均して土を運んだり、石を並べたり砂利を敷いたり。
 これは趣味の造園だけじゃなく、ボロ家の崩壊を防ぐ意味もあるのです。傾斜地なので雨が落ちたり水が流れたりするとこは土が減っちゃって地下のパイプがむき出しになってたりするもんで、そこに盛り土をしてるんだな。
 逆に土がたまってくあたりの地面を掘ってると何故か大量の玉砂利が出てきたりして、元々この家の庭はどんな感じだったんだろーなーと推理するのも楽しいもんです。前の住人も僕の改造した庭を見たら驚くだろうし、これから何十年かたったら今とはまた違った状態になってるんだろうなあ。


★くろべーと川原でピクニック
 梅雨の中休みの上天気の中、たまにゃーくろべーを泳がせてやるかと渓流へ。
 大きな岩の上から速い流を覗き込んでる姿を見てると今にも落っこちそうで、それならと流れの穏やかなところに移動。最初は水辺のにおいを嗅いでるだけだったけど、落ちてた木の枝を拾って川に投げてやると、大喜びで水の中へ飛び込みました。
 中ほどまで進むと流れもきついようだけど、浮いてる枝をしっかりくわえて見事な犬かきで泳いでる姿は頼もしいほどでした。最初は目標地点より下流に流されてたけど、すぐに斜めに泳いで目指すとこにたどり着けるようになったし。
 岸につくとくわえてた枝を離し、さあさあ投げてよと吠えまくり。──ボール遊びだとくわえたボールを離さなくなるくらいキープ願望が強いんだけど、川で遊ぶときは保持よりも水泳に意識が向くのかな。2歳で僕んとこに来るまでは徳島の海や山で遊んでたようだから、少年時代はこうやって遊んでたのかもしれない。
 まだ川の水温は低いので、何度か飛び込んだ後は川から上がって岩の上で濡れた身体を乾かすことに。しかしくろべーは日光浴には興味がないらしく、じれったそうな顔をしてると思ったら、やがてすっくと立ち上がって歩き出しました。
 さっきの上陸地点のあたりまで歩いてったなーと思ったら、さっき川原に放り出した枝を見つけ出し、くわえて戻ってきました。それを僕の前に置いてみせ、「さあ行こう!」なんて顔で猛アピール。まだまだ遊び足らないってわけですな。
 再びその枝を投げてやると大喜びで水に飛び込んで大はしゃぎ。──さすがに疲れたのか、家に帰ってからは目をしょぼつかせてたし、いつものソファーの上に寝そべったらくーくーと眠りこけておりましたとさ。


★アリ退治
 ふっと気づくと、寝室の柱んとこにアリの行列。特に虫が苦手ってわけじゃないけど、こういうのはぎょっとしちゃうよね。
 まあ隙間だらけのボロ家だからアリがその気になれば侵入箇所はいくらでもあるんだろーけど、うちの寝室になんか入ったって何もないぞと思うんだよね。何やら柱にそって熱心に列を作ってるけど、地面からここを通って屋根裏から二階に向かいたいってことなのかなあ?
 とりあえず見た目だけでも迷惑なので箒で掃き掃除。しかしいったん退治してもすぐにまた戻ってきてしまう。仕方ないので近所のスーパーでアリキンチョールってのを買ってきて、アリの出没箇所に噴射。
 すぐに効果が現れ、居合わせたアリは全滅した上にさらに入ってくる奴もいなくなった。すげーなー金鳥と思いつつ、こんだけ効果のある殺虫剤って人や犬に害はないんだろーかとちょっと恐くなっております。


★まあお仕事もちょっとは……
 エッセイなどの細かい仕事も一段落したんで、久々に長編小説を書き始めてます。しばらく前からいろいろ構想は広げたけど、実際にとりかかるってのはまた格別ですな。
 夏の間に書き上げたいとは思ってるけど、まだまだ五里霧中というか、どーやって盛り上げてどーやってまとめるかは見えてきません。いくつかのチャプターを書いてくことでだんだんと方向性が見えてくるって感覚が楽しいぜい。