サザンの特集とキングの失踪

こんな感じで作ってます

 八月も終わりかーと思ってたら、昼前に長い雨がよーやく上がった。秋がきたってことかと思いきや、日差しはまだまだ夏だねえ。
 せっかく晴れたんだからと、室内干ししてた洗濯物を外に出したりくろべーの雨具である古Tシャツを洗ったり。働いてる間のBGMは爆笑問題の日曜サンデーってラジオ番組で、4時間ぶちぬきサザン特集ってのが実に気持ちいい。CMや交通情報になるとノコギリやクランプ持参でテラスに出て、暖炉際で乾燥させてた栗材を切断っていうパターンで午後を過ごした。
 庭の日当たりをよくしたり屋根を保護したりするために切った栗の木だけど、木材としては丈夫で長持ちだそうだし、彫ってみると程よい堅さが細工向きだし木目もなかなか美しい。何より英語でチェスナットなので、やはりチェス駒に仕立ててみたいではないか。まあスペルや発音はちょっと違うようだけど。
 雨&周囲の混雑を嫌って家ごもりが多かったこともあり、テレビやラジオを楽しみながら彫り、くろべーの散歩の間は荒彫りを終えた駒のヤスリがけってのが最近の習慣。しかし磨きに集中していたせいか他への注意がおろそかになってたらしい。キーホルダーにしていたリョウブ材柿渋仕上げのキング駒、いつの間にかどっかに落っことしていたようだ。
 夕方散歩でくろべーとテニスボールでたっぷり遊び、帰宅してふと気づいたら鍵たばの先っちょで金具が外れて駒だけなくなってたのである。小さなものだし、いつどこで落としたのかさっぱり分からないのが困ったものだ。
 キーホルダーも旧作から新作に代替わりってことかなーと思った夏の終わりの一日でありました。