リフォーム準備とビショップ研磨

こんな感じの駒です

 夜中は雨が降ってたが、朝になったら天気がいい。布団を干したいなーと思い、テラスが乾くのを待ちながらメール作業。今日はなんだか仕事絡みのメールが多い。
 公表すべき情報としては……「USEN440 SOUND PLANET」ってとこで、来月から『シチュエーションパズルの攻防』の朗読が放送されるそうな。J-21ってチャンネルの「耳で読む文芸・ミステリー」って番組だそうだけど、有線放送になじみのない僕にはどういうものだかよくわからない。──聴取可能な環境の方、どんな感じだったかご感想などお聞かせください。
 結局、布団を干したのは10時過ぎだったかな。明日から寝室をリフォームしてもらう予定なので、いったん布団を片したり2階に運んだりしたかったのだ。当面の寝場所となる仕事部屋の床を掃除したり、寝室の映像・音響システムをばらして掃除したり、やるべきことは結構多い。仕事しながら作業も進め、珍しく忙しく働いた一日であった。


 執筆中、ふと思いついて旧友に電話。小説の中で気になることを確かめたいと思ったからで、僕はわりにそういう電話をかける。「そこから○○市まで車で何時間くらい?」とかいうしょーもない内容なんだが、そういうのって自力で調べるよりもひょいと誰かに聞いた方が早いことが多いのだ。
 しかし今日の場合、電話はつながらずに留守番電話が起動。機械音声でメッセージをどうぞと聞こえてきたので、名前だけ告げて切ろうかと思ったら、「もしもし?」と女性の声がした。
 てっきり間違い電話だったかと思いきや、友人の彼女であった。僕とも友達づきあいしてきた人なのでやあやあと喋っていたら、いきなり「結婚したの!」と言われてびっくり。おそるおそる相手を確認したところ、夫はその電話番号の持ち主であった。
 いや当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、くっついたり離れたりいろいろあった二人の上、男の方は絶対ケンコンなんかしないと言い張り女の方はそれでもいいやと言ってた二人だったのだ。それがどーしてってのもあったし、いささか特殊な結婚観&貞操観念の人だとすると他の相手と結婚しても恋人のとこに入り浸って……ってこともあるから油断できない。
 結婚式は身内だけで行い、僕には連絡しようと思ったけど越冬地か山荘かどこにいるか分からなかったとかで、思わぬ形でおめでとうを告げることになった。──ま、結婚式って嫌いだからご祝儀払わずに済むだけでもありがたかったかな。
 それにしても、十代の頃から結婚願望あった僕が独身だってもに、結婚なんかしたくないって言ってた同世代の友人たちはバタバタと結婚していくよなあ。不思議なもんだ。
 まあ堅気な仕事にもつかずにあちこちふらふらしてる自分のせいでもあるのだけれど、こういう生き方でもOKって女性もどっかにいるよねえ? そう信じたいけど時々不安に思う今日この頃。


 そんな一日の心の安らぎは趣味の木彫。チェス駒のビショップが彫り終わり、朝夕のくろべー散歩のときにがしがしとヤスリがけに励んでいる。木屑というか磨きカスが出るので室内よりは外でやろうと思っての作業なんだけど、てくてく歩くのと妙にリズムが合ってるんだよね。