自転車散策企画と郵政社長問題

この扉にはJPと書いても似合わない

 地元の小規模なサイクリングイベントに参加。山を降りて平地を走るようだし、42キロほどのコースだから運動不足なおいらでも大丈夫かなと思ってたのだが……(あ、マラソンと同じ距離だと今きづいた)
 序盤でいきなりマシントラブルに見舞われたり(前輪にフレが出た)、道のコースでアップダウンが続くうちにバテてきたり、大丈夫かなと不安になった。サイクリングを楽しむ余裕が出てきたのは観光地でもある石の産地の集落にさしかかったあたりで、古い家並みと原題の街づくりが一体化してる様子を眺めるのが面白い。
 自転車主体ながら、歴史散歩みたいなテーマで組まれたコースを回るので、新緑の中で石造りがレンガ造りの建築を眺めるだけでも面白いのだ。古い町が残ってるあたりは商店のたたずまいや各種看板だけでも面白いしね。
 最後に見たスポットは古い郵便局跡で、中は物置のようだったが入り口の木製の扉がなんとも味がある、昔の建物はのどかでいいねーと思いつつ、帰宅後の夕方のくろべー散歩を済ませてテレビをつけたら、日本郵政のすったもんだが報じられている。──世知辛い世の中だねえ。
 まあ昔の郵政ってのはお上主導でやってたから揉め事がなかっただけかもしれないが、今の郵政騒動だって権力者同士で綱引きやってるだけって気がする。それでマスコミばかりが騒いで多くの職員たちが苦労して、いろんな国費投入がうやむやになるってことで気が滅入るのだろーか。