ハルキとナオキとイトウとアホウ

チェスギャラリー、ちょこっと更新

 今日ゲットしたものリスト。なんかこう、不思議な組み合わせでいろんな物が手に入った日だったのだ。


伊藤博文の千円札
 生産者直売所でキューリ(味が濃くて美味い!)とタマゴ(産み立てが1キロ250円!)を買った際、小銭がなくて

万札で払った。レジのおばちゃんがお釣りのお札を数えてるとき、レジスターの引き出しに1枚だけ紙幣が中に入っ

てるのに気づいた。
 思わず「懐かしいお札が入ってますね」と言ったら、「欲しいですか?」なんて聞かれ、お釣りの9千円のうちの1枚

だけ旧千円札ってことになった。ちょっと嬉しかったけど、僕には紙幣のコレクションの趣味はない。古いったってプ

レミアつくほどのもんでもないだろうし、さてどーしたもんだろうね。
 もちろん今でも通用する紙幣だから使えばいいんだろーけど、自販機じゃハネられるだろうし下手な相手に出した

ら偽札かと疑われかねない。──ここはやっぱり、誰かと割り勘する際に出して話の種にして、その場でほしい人

に渡すのがいいかな。


・『1Q84』
 あまりにも売ってないんでもう探してやるもんかと思ってたのだが、『PLUTO』の最終巻が出てると知って買い出し

ついでに本屋に寄ったらよーやく発見。2冊そろって平台に並んでればほしくなるもんで、その場で持ってレジに向

かった。
 で、会計してたら『PLUTO』のことをすっかり忘れてることに気づいた。我ながら単純だなーと思いつつ、さて漫画

売り場はと振り返ったら、レジの棚の「当店おすすめ!」なんてコーナーに詰まれた豪華版を発見。こりゃいいやと

ばかりにもう1回会計してもらった。
 そういえばこの『PLUTO』第一巻の豪華版が出たときも、なかなか買えなくて何軒も本屋をハシゴしたなーと思い

出す。でも何とゆーか……新潮社より小学館の方が商売が上手というか、流通がスムースな印象があるなあ。
 とりあえず今夜から読み始めます。ごく一部に僕の感想が聞きたいって方がいましたが、途中段階でよければ明

日からお喋りしましょー。


・『PLUTO』第8集
 そんなわけで『PLUTO』豪華版。今度の付録は何だろうと思ったら、他作品がつけてあるんじゃなくてラスト2回が

別冊になってる形であった。──僕の世代だと分からないけど、こういうのって往年のアトムファンには嬉しい形式

なのかな?
 実はまだ最後までは読んでないんだけど、憎悪の連鎖ではなく悲しみの共有が鍵になるんじゃないかっていう予

想が当たって嬉しかった。いやその程度は予想とすらいえないのかもしれんけど、その「悲しみの共有」ってのをド

ラマとして絵としてどう見せるかっていうわくわく感がきっちり満たされたって感じかなあ。
 原典をきっちり踏まえて新たな物語に組み換えてる様も納得で、あとは「エンディングがいかにもウラサワ」ってい

う悲喜こもごもな噂がどんな形なのかを見るのが楽しみ。これも今夜寝る前に寝床で読む予定。

 
創元推理文庫50周年の記念品
 帰宅前に管理事務所に寄ったら、東京創元社から文庫サイズの封筒が届いてた。また担当氏が手がけた本をく

れたのかなーと思ってあけてみたら、50周年記念のブックカバーとUSBメモリーだった。
 どちらも創元推理文庫のトレードマークの鍵のマークがついててなかなかスタイリッシュ。こういうのは嬉しいね。ミ

ステリー方面の教養に欠ける僕ですらそうなんだから、愛着や情熱をもって何十年も推理文庫を読みまくってる人に

は最高のアイテムじゃなかろーか。
 USBメモリーってのはいかにも今どきだけど、このメモリーをパソコンにセットしてみたら最初から何かデータが入っ

てて……なーんてことだとミステリーの発端になりそーだ。全てのデータを合わせると莫大な宝のありかが分かるが

、作家たちが全員で協力しないと解けない謎なので誰も宝にたどり着けないとかね。ミステリー作家のコンベンションで限定ジャンケンみたいなイベントをやってみたら面白いかも。


・住民税の通知と給付金の通知
 これも管理事務所に届いてたんだけど……なんでまた、この二通が一緒に届くかなあ。「ちょこっと給付してやる

からどばっと税金払え」なんて言われたって、嫌な気分にしかならないっつうの。
 あるいは面倒な事務手続きを押し付けられた地方自治体側が、歴史に残る愚策を際立たせる効果を狙ってあえ

て同じ時期に処理するようにしたのだろーか。そーいや最近、アホウ内閣の支持率がまた下がったとかニュースに

なってたが……エコポイント制度の話題でそれもうやむやになっちまうのかなあ。
 一時期「定額給付金を何に使う?」なんて質問がマスコミの話題になってたけど、僕の答えは「使う間もなく税金に

もってかれた」である。なんとゆーか、諺の意味としては正確じゃないけど心情的に「盗っ人に追い銭」って言葉を思

い出さずにはいられない。
 盗っ人のアホウ太郎は義賊を気取って税金をばらまき、エコポイント制度を支持率に還元しようとしましたが、狼に

食べられてしまいましたとさ……なーんてことにならんだろうか。いや狼ってのは別に民主党の暗喩じゃないけど。