立ちくらみと孤独死

『猫を抱いて象と泳ぐ』トリビュート!

 午前中仕事して、ビバリーが始まる頃に車に乗ってお出かけ。つっても昼食&買出しのための日常行事で、信号待ちの間は彫りの終わった象ビショップのヤスリがけ。
 2時前に帰宅して、さて午後も仕事すっかと珍しく真面目なことを思ったのだが……慣れない心構えがよくなかったのか、玄関の鍵を開けてる時にくらくらっと立ちくらみ。特に体調悪い自覚もなかったので驚いた。
 昔から三半規管が弱くて子供の頃は乗り物酔い体質だったんだけど、そのせいだろうか。山暮らしを始めてからは気圧が低くなると頭痛がするってこともあるし、最近は車で極端な高低差のある移動をするとたまに調子悪くなるんだけど、これも年取ったってことかなあ?
 ともあれ、このくらくらって感覚がひどくなると脳出血とかなのかなーと思うと結構恐い。頭の血管が切れるかと思ったことは何年か前にもあったが(幻冬舎のヘタレ編集者とバカ上司に激怒した)、人里離れたとこで独り暮らししてて脳に何かあった場合、ばたっと倒れるてそのままお陀仏って確率がけっこう高いと思うんだよね。
 場合によっては何週間も誰もこない家だし、管理事務所のスタッフが「そーいや最近タケウチさんとくろべーを見ないなあ」と気づくのだって何日もたってからだろう。くろべーの散歩中なら奴だけは助かってくれるかと思うが、在宅時だったりくろべーだけ留守番中だったりしたら、タケウチはそのままぽっくりでくろべーも飢え死にってことになりやしないかと心配だ。たまにニュースで「都会の孤独死」なんて見出しがあるけど、確率としては田舎の孤独死の方が高いんじゃないかなあ。
 なーんて思ってるところに、ちょうど友人から電話があった。まあこういうコンタクトがたまにあるようなら、少なくともくろべーが飢える前には誰かが気づいてくれるのかも。そう思うと心強いですんで、友人知己の皆さん電話やメールで仲良くいたしましょー。