ガラステーブルとエコデザイン

ガラスの間に根付を置く予定

 午前のうちに今月分の原稿を書き上げてほっと一息。昨日から春の陽気で気持ちいいので、テラスでくろべーとひなたぼっこしながら工作に励む。
 作ったのはガラステーブルで、2枚のガラス板を4本の脚で囲んだ格好。ガラスの間に何か飾れば、コーヒーカップごしに眺められるというデザインで――なーんていうと小洒落た感じだけど、そこは僕の工作だから、材料は近所の倒木の桜材と、粗大ゴミ置き場で見つけた元テレビ台の扉とおぼしきガラス板。これもリサイクルなエコデザインだってなもんである。
 仕上げ前の仮組みだと思って組み合わせてみたところ、ちゃんとテーブルの形になった。こうなると嬉しいもんで、デジカメでばしゃばしゃと写真撮影。mixiにアップしてコメントをつけ、この冬のご近所さんに画像または実物を見てみてねとメッセージを送っておく。――もともと秋の個展の際に根付をどうやって展示しようかと考えて思いついたガラステーブルなんだけど、ちょうどこの冬のご近所さんが小さめのコーヒーテーブルがほしいと言っていて、そんじゃあと脚が長めのデザインにしみたのだ。
 昼飯に近所のラーメン屋へ。脱稿記念に味噌ラーメン+チャーシュー丼で満腹になり、帰宅してから作業の続き。4本の脚の長さの微調整してガラスの天板を水平にできるように……などとやってると、ご近所さん一家が3人そろってご来訪。mixiメッセージを見て実物を見に来てくれたのだ。
 テーブルの出来栄えも気に入ってもらえたようなので、越冬地を引き払う際に置き土産として進呈していくことに決定。そんで個展のときだけ貸してもらう予定だし、ガラスはあと2組あるので山荘に戻ったら高さの違うテーブルを作ってみようかと思ってる。――なにしろ森の中の暮らしだから、木材だけは暖炉で燃やすほどあるのだ。